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新・東洋館のみどころ

耐震補強工事&展示デザイン一新!

 

お客様も文化財も「安全な東洋館」

東洋館耐震強度を向上させるため、2009年6月より壁の補強等の休館し工事を実施。まさにその最中に、東日本大震災が起こりましたが、大半の耐震工事を終えていたため、被害を免れました。展示ケースの免震装置なども一新し、お客様も文化財も安全・安心な展示環境を実現させました。
 


新旧見分けがつかない壁タイル!

タイル耐震補強改修した壁の仕上げに使うに新規タイルを、張るため新たに約2万枚製作しました。当初の意匠を継承するため、既存のタイルとに色・形が合うよう、細部にまでとことんこだわってに作りました。既存タイルは1枚1枚色が若干違っていたため、3種類の色を製作。さらに、タイル表面にはすべて手作業でスジを入れました。
 
 


各階どまり、ガラス張りのエレベーター

エレベータ中央の吹き抜けには新たにエレベーターを設置し、すべての階に止まるようになりました。ガラス張りなので建築の様子がよく見え、車椅子をご利用の方にもお目当ての展示室にすぐに行けるようになりました。
 
 


作品をよりひきたたせる展示ケース

ケースドイツ屈指のガラス製品メーカー、グラスバウハーン社による特注展示ケースの透明感と美しいデザインにもご注目ください。高透過低反射ガラスを2枚重ねて、間に飛散防止フィルムをはさんでいるため、災害時になどで万一ガラスが割れても破片が観覧者や作品を傷つける心配はありません。
 


蛍光灯からLED照明へ

展示ケース内の照明器具は、LEDを用いました。「中国の絵画・書跡」では、LED照明の色温度も調整することができます。また、展示ケースはの多くが天板もすべてガラスで製作したので、天井からの自由な照明が可能に。作品はより美しく輝くことでしょう。
 


日・英・中・韓の4言語表記

展示室の案内表示や解説は、日本語、英語、中国語,韓国語の4言語表記とし、海外からのお客様にもよりお楽しみいただけるようになりました。

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