宮廷の美術―平安～室町
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和漢朗詠集巻下断簡（平等院切）
伝源頼政筆 平安時代・12世紀本館 3室
2024年10月1日（火） ～ 2024年11月10日（日）平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。今回は、室町時代の扇面画や『和漢朗詠集』を書写した古筆切などをご紹介します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 扇面画帖 | 1帖 | 室町時代・15～16世紀 | A-10062 | |||
| 清水寺図扇面 | 1本 | 伝土佐光久筆 | 室町時代・16世紀 | A-52-1 | |||
| 北野経王堂図扇面 | 1面 | 狩野宗秀筆 | 安土桃山時代・16世紀 | A-11137 | |||
| おすすめ | 重美 | 和漢朗詠集断簡（伊予切） | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | 個人蔵 | |
| 雲紙和漢朗詠集切 | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | B-12-21 | |||
| 和漢朗詠集断簡（法輪寺切） | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | B-3105 | |||
| 和漢朗詠集巻下断簡（平等院切） | 1幅 | 伝源頼政筆 | 平安時代・12世紀 | B-12-6 | |||
| 和漢朗詠集切 | 1幅 | 伝寂蓮筆 | 鎌倉時代・13世紀 | 古筆了悦氏寄贈 B-4 | |||
| 和漢朗詠集断簡 | 1幅 | 伝光厳天皇筆 | 南北朝時代・14世紀 | B-12-23 | |||
| 亀甲繋花菱文鏡 | 1面 | 室町時代・16世紀 | E-18530 | ||||
| 蓬莱方鏡 | 1面 | 室町時代・15世紀 | E-18633 |