金銅牡丹文磬
鎌倉時代・13世紀
本館 3室
2023年6月27日(火) ~ 2023年8月6日(日)
仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。
今回、一部で「特集 儒教の美術―湯島聖堂由来の絵画・工芸を中心にして」及び「特集 藤原定家―『明月記』とその書―」が開催されるため、このテーマでの展示は、彫刻と工芸のみになります。
彫刻は聖徳太子16歳の折、父・用明天皇の病平癒を祈った姿を表したものといわれる聖徳太子立像(孝養太子)を展示します。工芸は仏・菩薩を喚起するため、あるいは法会での合図や調声のための音声を発する仏具である梵音具を展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
聖徳太子立像(孝養太子) | 1躯 | 鎌倉時代・13~14世紀 | 愛知・本證寺蔵 | ||||
銅孔雀文磬 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 香取正彦氏寄贈 E-19975-1 | ||||
銅鶴文磬 | 1面 | 室町時代・応永元年(1394) | E-13800 | ||||
おすすめ | 金銅牡丹文磬 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-15307 | |||
銅鉦鼓 | 1口 | 室町時代・永享5年(1433) | 岡山・佛教寺蔵 | ||||
重文 | 銅鰐口 | 1口 | 長野県松本市宮渕出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 高橋保氏寄贈 E-15484 | ||
銅鰐口 | 1口 | 鎌倉時代・嘉元元年(1303) | 個人蔵 | ||||
銅鰐口 | 1口 | 南北朝時代・応安7年(1374) | E-14554 |