近世の経塚―一石経に込められた願い―
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多字一石経 兵庫県宍粟市山崎町 上ノ上経塚出土
江戸時代・17～19世紀 保井安治郎氏寄贈平成館 考古展示室
2023年3月14日（火） ～ 2023年9月18日（月・祝）経塚は造営された時期によって、大きく古代（平安時代）、中世（鎌倉時代から室町時代）、近世（江戸時代）に分けられ、時期や地域によって経塚に納められる品々もさまざまです。一石経（いっせききょう）は中世の末から近世にかけて全国に出現し、多字一石経と一字一石経とがあり、ともに江戸時代に特に流行しました。自然石や川原石などの小石に経文を墨書し、土中に埋めて追善や祈願を行います。ここでは、多字一石経と一字一石経の両者を展示し、経石に込められた祈りに迫ります。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 多字一石経 | 一括 | 兵庫県宍粟市山崎町 上ノ上経塚出土 | 江戸時代・17～19世紀 | 保井安治郎氏寄贈 B-2147 | ||
| 一石経 | 一括 | 神奈川県秦野市 弘法山経塚出土 | 江戸時代・17世紀 | 赤星直忠氏寄贈 B-2177 |