花鳥図屏風(部分)
曽我二直庵筆
江戸時代・17世紀
本館 7室
2022年6月28日(火) ~ 2022年8月7日(日)
室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。今回は、デフォルメされた水墨表現が魅力の曽我二直庵「花鳥図屏風」に加え、故事人物を当世風にアレンジした伝岩佐又兵衛の作品と、水墨のたらしこみを多用して故事人物を描いた中村芳中による作品を展示することにより、江戸時代人物花鳥画の表現の多彩さをお楽しみいただきます。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
故事人物図屏風 | 6曲1隻 | 伝岩佐又兵衛筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
おすすめ | 花鳥図屏風 | 6曲1双 | 曽我二直庵筆 | 江戸時代・17世紀 | A-756 | ||
許由巣父・蝦蟇鉄拐図屏風 | 6曲1双 | 中村芳中筆 | 江戸時代・18世紀 | 個人蔵 |