宮廷の美術―平安～室町
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和漢朗詠集（龍田切）（部分）
伝源家長筆 鎌倉時代・12～13世紀本館 3室
2023年2月14日（火） ～ 2023年4月2日（日）平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。今回は、昔話「鶴の恩返し」の類話を描く御伽草紙「鶴草紙」や朗詠集の書などを紹介します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 鶴草紙 下巻 | 1巻 | 筆者不詳 | 江戸時代・17世紀 | 中島宏子氏寄贈 A-12376-3 | ||
| 重美 | 和漢朗詠集断簡（伊予切） | 1幅 | 伝藤原行成筆 | 平安時代・11世紀 | 個人蔵 | ||
| 重美 | 新撰朗詠集（山名切） | 1幅 | 藤原基俊筆 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 | ||
| 和漢朗詠集（長谷切） | 1幅 | 藤原教長筆 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 | |||
| おすすめ | 和漢朗詠集（龍田切） | 1巻 | 伝源家長筆 | 鎌倉時代・12～13世紀 | B-3296 | ||
| おすすめ | 牡丹唐草双鶴鏡 | 1面 | 室町時代・15世紀 | E-17992 | |||
| 橘折枝散雙鶴鏡 | 1面 | 室町時代・15世紀 | E-18608 |