仏教の美術―平安～室町
-
毘沙門天図像
平安時代・12世紀本館 3室
2022年8月30日（火） ～ 2022年10月10日（月・祝）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。絵画は2室・『未来の国宝 －東京国立博物館 書画の逸品』での金胎仏画帖の展示に合わせ、白描図像を展示します。書跡は岩手・中尊寺や愛知・七寺伝来の「大唐西域記」などを展示します。彫刻は平安時代後期の和様を代表する地蔵菩薩立像を展示します。工芸は仏教の儀式で使われる法衣や文書などを納める説相箱、戒体箱を展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 地蔵菩薩立像 | 1躯 | 平安時代・12世紀 | 京都・浄瑠璃寺蔵 | ||
| おすすめ | 毘沙門天図像 | 1幅 | 平安時代・12世紀 | A-11724 | |||
| おすすめ | 重文 | 十二天図像（帝釈天） | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀、原図：平安時代・12世紀 | A-12186-3 | ||
| 重文 | 十二天図像（焔魔天） | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀、原図：平安時代・12世紀 | A-12186-1 | |||
| 重文 | 十二天図像（風天） | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀、原図：平安時代・12世紀 | A-12186-6 | |||
| 重文 | 十二天図像（火天） | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀、原図：平安時代・12世紀 | A-12186-2 | |||
| 孔雀明王図像 | 1幅 | 高山寺伝来 | 平安時代・12世紀 | A-12118 | |||
| 弥勒菩薩図像 | 1幅 | 高山寺伝来 | 鎌倉時代・13世紀 | A-759 | |||
| 千手観音二十八部衆像図像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | A-342-5 | ||||
| 大威徳明王図像 | 1幅 | 高山寺伝来 | 鎌倉時代・13世紀 | A-342-2 | |||
| 三部四処輪図 | 1幅 | 平安時代・12世紀 | A-10407 | ||||
| 龍樹菩薩像 | 1幅 | 鎌倉時代・13世紀 | 松永安左エ門氏寄贈 A-10581 | ||||
| おすすめ | 国宝 | 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | |
| おすすめ | 理趣経曼荼羅 | 1巻 | 元性筆 | 平安時代・承安元年(1171) | 個人蔵 | ||
| 図像集 | 1巻 | 鎌倉時代・延慶2年(1309) | 個人蔵 | ||||
| 重文 | 紺紙金銀字大唐西域記 巻第二 （中尊寺経） | 1巻 | 平安時代・12世紀 | B-2441-2 | |||
| 重文 | 紺紙金銀字大唐西域記 巻第八 （中尊寺経） | 1巻 | 平安時代・12世紀 | B-2441-8 | |||
| おすすめ | 重文 | 大唐西域記 巻第四 （七寺一切経） | 1巻 | 平安時代・12世紀 | 愛知・七寺蔵 | ||
| 金光明最勝王経注釈断簡（飯室切） | 1幅 | 伝嵯峨天皇筆 | 平安時代・9世紀 | B-3291 | |||
| 藍紙華厳経断簡（泉福寺経） | 1幅 | 平安時代・12世紀 | 筒井邦子氏寄贈 B-3216 | ||||
| 金銅密観宝珠輪宝羯磨文戒体箱（灌頂用具のうち） | 1合 | 室町時代・15世紀 | 静岡・尊永寺蔵 | ||||
| 金銅輪宝羯磨文戒体箱 | 1合 | 室町時代・大永6年(1526) | E-19847-1 | ||||
| 金銅龍文説相箱 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-13088 | ||||
| 金銅獅子文説相箱 | 1口 | 鎌倉時代・13世紀 | E-19822 | ||||
| 金銅獅子牡丹文説相箱 | 1口 | 室町時代・15世紀 | E-13813 | ||||
| 金銅輪宝羯磨文説相箱 | 2口 | 室町時代・大永6年(1526) | E-19847-2 |