重要文化財 如意輪観音像絵瓦 岡山県倉敷市浅原 安養寺経塚出土 平安時代・12世紀 岡山・安養寺蔵
平成館 考古展示室
2022年3月23日(水) ~ 2022年9月19日(月・祝)
経塚は造営された時期によって、大きく古代(平安時代)、中世(鎌倉時代から室町時代)、近世(江戸時代)に分けられ、時期や地域によって経塚に納められる品々もさまざまです。岡山県安養寺経塚は、昭和12(1937)年に安養寺の裏山から偶然発見された第一経塚をはじめ、これまでに3つの経塚が確認されています。特に第一経塚からは瓦経、絵瓦、土製塔婆形題箋、土製宝塔、ガラス小玉、檜扇などが出土しており、瓦経の全容を知ることのできる貴重な事例の一つです。ここでは、当館に寄託されている安養寺経塚出土品を通じて、古代の経塚のうち、西日本に出土地が遍在する瓦経とその関連作品について紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
重文 | 瓦経 | 1枚 | 岡山県倉敷市浅原 安養寺経塚出土 | 平安時代・12世紀 | 岡山・安養寺蔵 | ||
おすすめ | 重文 | 如意輪観音像絵瓦 | 1枚 | 岡山県倉敷市浅原 安養寺経塚出土 | 平安時代・12世紀 | 岡山・安養寺蔵 | |
おすすめ | 重文 | 不動明王像絵瓦 | 1枚 | 岡山県倉敷市浅原 安養寺経塚出土 | 平安時代・12世紀 | 岡山・安養寺蔵 | |
おすすめ | 重文 | 塔婆形題箋 | 3個 | 岡山県倉敷市浅原 安養寺経塚出土 | 平安時代・12世紀 | 岡山・安養寺蔵 |