枯木花鳥図屏風(部分) 山卜良次筆 江戸時代・17世紀
本館 7室
2020年9月24日(木) ~ 2020年11月1日(日)
室内を仕切ることにより場を作り出し、空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果を感じ取っていただきます。
今回は、特別展「桃山-天下人の100年」開催に合わせ、安土桃山時代を代表する画家 狩野山楽と、その弟子 山卜良次の作品を合わせて展示することで、安土桃山時代から江戸時代という時代の移り変わりにうかがえる造形の変化などを、京狩野派の作品を通じて理解を深めていただきます。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
山水図屏風 | 2曲1隻 | 狩野山楽筆 | 安土桃山~江戸時代・17世紀 | A-1384-1, A-1384-2 | |||
おすすめ | 重文 | 文王呂尚・商山四皓図屏風 | 6曲1双 | 狩野山楽筆 | 江戸時代・17世紀 | 京都・妙心寺蔵 | |
枯木花鳥図屏風 | 6曲1双 | 山卜良次筆 | 江戸時代・17世紀 | A-1407 |