雀の発心(部分)
室町時代~安土桃山時代・16世紀
美田悦子氏寄贈
本館 3室
2021年3月16日(火) ~ 2021年4月25日(日)
平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界を紹介します。今回は、雀の小藤太を主人公とする御伽草紙「雀の発心」や花にちなんだ詩歌切などを紹介します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 雀の発心 | 1巻 | 室町時代~安土桃山時代・16世紀 | 美田悦子氏寄贈 A-12451 | |||
おすすめ | 重文 | 経平大弐家歌合 | 1巻 | 伝藤原俊忠筆 | 平安時代・12世紀 | B-2398 | |
古今和歌集断簡(了佐切) | 1幅 | 藤原俊成筆 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 B-3416 | |||
村雲切 | 1幅 | 伝寂然筆 | 平安時代・12世紀 | 筒井邦子氏寄贈 B-3224 | |||
和漢朗詠集切 | 1幅 | 伝尊円親王筆 | 南北朝時代・14世紀 | B-1310 | |||
和歌懐紙 | 1幅 | 後奈良天皇筆 | 室町時代・16世紀 | 太田松子氏寄贈 B-2875 | |||
櫻花散双鳥鏡 | 1面 | 山形県鶴岡市羽黒山御手洗池出土出土 | 平安時代・12世紀 | E-15425 | |||
橘樹双鶴鏡 | 1面 | 室町時代・14世紀 | E-18663 |