宮廷の美術―平安～室町
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堅田図（部分） 伝土佐光茂筆 室町時代・16世紀
本館 3室
2020年9月29日（火） ～ 2020年11月8日（日）平安から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品、そして宮廷貴族の調度品として用いられた工芸品は後代まで強い影響力をもち、日本美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界をご覧いただきます。
今回は室町時代の絵所預土佐光茂が制作した「堅田図」や、伏見天皇と後伏見天皇の宸翰などを紹介します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 菊泉図 | 1幅 | 南北朝～室町時代・14～15世紀 | A-118 | ||||
| おすすめ | 堅田図 | 2幅 | 伝土佐光茂筆 | 室町時代・16世紀 | A-1182 | ||
| 堅田図（模本） | 2曲1隻 | 井上昆得・糺晴岱模写、原本：伝土佐光茂筆 | 天保11年(1840）、原本：室町時代・16世紀 | A-2438-2 | |||
| 堅田図（模本） | 4曲1隻 | 井上昆得・糺晴岱模写、原本：伝土佐光茂筆 | 天保11年（1840）、原本：室町時代・16世紀 | A-2438-3 | |||
| 古今和歌集断簡（筑後切） | 1巻 | 伏見天皇筆 | 鎌倉時代・13世紀 | B-3202 | |||
| おすすめ | 重文 | 宸翰消息 | 1巻 | 後伏見天皇筆 | 鎌倉時代・元亨元年（1321） | B-2421 | |
| おすすめ | 重文 | 読漢書詩 | 1幅 | 伏見天皇筆 | 鎌倉時代・13～14世紀 | 京都・霊洞院蔵 | |
| 菊花蝶鳥鏡 | 1面 | 山形県鶴岡市羽黒山御手洗池出土 | 平安時代・12世紀 | E-15417 | |||
| 秋草蝶鳥鏡 | 1面 | 山形県鶴岡市羽黒山御手洗池出土 | 平安時代・12世紀 | E-15419 | |||
| 山吹蝶鳥鏡 | 1面 | 山形県鶴岡市羽黒山御手洗池出土 | 平安時代・12世紀 | E-15438 |