仏教の美術―平安～室町
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国宝 十六羅漢像（第十二尊者）（部分） 平安時代・11世紀
本館 3室
2021年3月16日（火） ～ 2021年4月25日（日）仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。その内容は多岐にわたり、各時代ごとに特色ある作品が生み出されました。今回、絵画は桜の時期にちなみ、画中に桜を描いた作例や、蓮華や宝相華など仏教絵画の中に描かれた花のモチーフに着目して選んだ作例を中心に展示します。書跡は、聖徳太子ゆかりの「四天王寺縁起残巻」などを、彫刻は、僧侶の肖像彫刻の惟賢和尚坐像を展示します。金工もまた、宝相華や蓮華を形状や文様に取り入れた作品を展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| おすすめ | 重文 | 惟賢和尚坐像 | 1躯 | ちやうけい作 | 南北朝時代・応安5年(1372) | 神奈川・宝戒寺蔵 | |
| 胎蔵界曼荼羅図 | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-11952 | ||||
| 阿字曼荼羅図 | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | 岡崎正也氏寄贈 A-10156 | ||||
| 当麻曼荼羅図 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-6 | ||||
| おすすめ | 阿弥陀聖衆来迎図 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-11974-2 | |||
| おすすめ | 国宝 | 十六羅漢像（第十二尊者） | 1幅 | 平安時代・11世紀 | A-11085-4 | ||
| おすすめ | 重美 | 十六羅漢像（第二尊者） | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | 千葉・弘法寺蔵 | ||
| 十二天像（地天） | 1幅 | 南北朝時代・14世紀 | A-128-4 | ||||
| おすすめ | 弘法大師像 | 1幅 | 鎌倉時代・14世紀 | A-11791 | |||
| 国宝 | 線刻蔵王権現像 | 1面 | 奈良県吉野郡天川村金峯山出土 | 平安時代・長保3年(1001) | 東京・西新井大師総持寺蔵 | ||
| おすすめ | 重文 | 天狗草紙（東寺・醍醐寺巻） | 1巻 | 鎌倉時代・13世紀 | A-31-1 | ||
| 法華経 | 1巻 | 藤原定信筆 | 平安時代・12世紀 | 個人蔵 | |||
| 紺紙金字一字宝塔法華経五百弟子品断簡（太秦切） | 1巻 | 平安時代・12世紀 | B-1280 | ||||
| 紺紙金字一字宝塔法華経断簡（太秦切） | 1巻 | 平安時代・12世紀 | B-1643 | ||||
| おすすめ | 重文 | 四天王寺縁起残巻 | 1巻 | 惟宗季重筆 | 平安時代・承安3年(1173) | 京都・三千院蔵 | |
| 法華経 巻第四 断簡（戸隠切） | 1幅 | 藤原定信筆 | 平安時代・12世紀 | B-3212 | |||
| 妙法蓮華経文句 巻第四上 断簡（唐紙経切） | 1幅 | 平安時代・11世紀 | B-12-5 | ||||
| おすすめ | 国宝 | 金銀鍍宝相華唐草透華籠 | 1面 | 南北朝時代・14世紀 | 滋賀・神照寺蔵 | ||
| 重文 | 金銅灌仏盤 | 1口 | 平安時代・12世紀 | E-14286 | |||
| 金銅宝相華文華鬘 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-19966 | ||||
| おすすめ | 国宝 | 金銅蓮華唐草文磬 | 1面 | 平安時代・12世紀 | 京都・禅林寺蔵 | ||
| 金銅蓮華形磬 | 1面 | 鎌倉時代・13世紀 | E-15271 | ||||
| 銅蓮華形柄香炉 | 1柄 | 鎌倉時代・13世紀 | 香取秀治郎氏寄贈 E-19803 |