中世の経塚－石川県笈岳頂上出土品
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経筒 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 室町時代・永正15年(1518）
平成館 考古展示室
2019年5月28日（火） ～ 2019年12月25日（水）経塚は造営された時期によって、大きく古代（平安時代）、中世（鎌倉時代から室町時代）、近世（江戸時代）に分けられ、時期や地域によって経塚に納められる品々もさまざまです。石川県白山市笈岳（笈ヶ岳）は、石川県、富山県、岐阜県にわたる山地からなり、古来より山岳信仰や修験道の霊場として篤く信仰されてきました。特に笈岳山頂からは夥しい数の奉納品、埋納品が発見されており、当館には永正15(1518）年経筒をはじめ、経塚関連資料が多数所蔵されています。ここでは、こうした経塚と山岳信仰の関わりをうかがわせる笈岳頂上出土の経塚作品を、一括性が把握できるよう工夫するとともに、中世の経塚の特徴を分かりやすく紹介します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 経筒 | 1個 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14500 | |||
| おすすめ | 経筒 | 1個 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・永正15年(1518） | E-14501 | ||
| 菊花双雀鏡 | 1面 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14502 | |||
| 波千鳥鏡 | 1面 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14503 | |||
| おすすめ | 大日如来坐像 | 1躯 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14504 | ||
| 十一面観音坐像 | 1躯 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14505 | |||
| 十一面観音坐像 | 1躯 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14506 | |||
| 如来立像 | 1躯 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14507 | |||
| 獅噛環座 | 1個 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14509 | |||
| おすすめ | 地蔵菩薩立像 | 1躯 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14508 | ||
| おすすめ | 短刀 | 25本 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14510 | 3本(25本のうち) | |
| 短刀 | 14本 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14511 | 3本（14本のうち） | ||
| 小刀 | 2本 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14513 | |||
| 刀子 | 5本 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14514 | 2本（5本のうち） | ||
| 剣 | 4本 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14515 | |||
| おすすめ | 鉄鏃残片 | 2本 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14516 | ||
| おすすめ | 槍 | 1本 | 石川県白山市中宮 笈岳山頂出土 | 室町時代・16世紀 | E-14517 |