国宝 延喜式 巻十六(部分) 平安時代・11世紀
本館 2室
2019年6月4日(火) ~ 2019年7月7日(日)
7世紀後半に、中国の法律を学んで日本でも法律が施行されました。それを律令といいます。律は刑法、令はそれ以外の基本法です。そして律令を執行するために必要な細かな規則を式と呼びます。延喜5年(905)、醍醐天皇の命令により編纂を開始した式が延喜式です。原本は失われ、現存する最も古い写本が、当館所蔵の延喜式で、九条家に伝わったものです。今回展示する2巻はいずれも中央官庁の運営に関する規則や先例をまとめたもので、巻12は天皇の秘書役を務める中務省、巻16は占いを司る陰陽寮について記しています。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
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