京都御所 飛香舎(藤壺)の調度

京都御所 飛香舎(藤壺)の調度

本館 14室  2018年10月2日(火) ~ 2018年12月25日(火)

  
松喰鶴蒔絵螺鈿二階棚 江戸時代・19世紀

安政度内裏(京都御所)の飛香舎で用いられた調度を紹介します。飛香舎は平安時代の内裏の後宮十二殿舎のひとつで、別名を藤壺ともいい、『源氏物語』などの古典にも名高いものです。同舎は中世以後の内裏の荒廃のなかで途絶えましたが、寛政年間に裏松固禅の考証によって古式をふまえた復古調で再興されました。すなわち旧儀を行なうことを想定して、母屋・廂から構成される寝殿造で造営され、室内に舗設する調度も古式を調査して製作されました。寛政度内裏の焼失後、安政年間に再興された新造内裏も寛政度を踏襲した復古調内裏です。ここで紹介する飛香舎調度は、この安政度内裏の調度であり、平安時代の寝殿造の調度の形式を伝える希少な実例となります。

展示作品リスト 16件
指定 名称 員数 作者・出土・伝来 時代・年代世紀 所蔵者・寄贈者・列品番号 備考
大翳 1握 江戸時代・19世紀 I-927
鴛鴦唐草八稜鏡・松喰鶴蒔絵螺鈿鏡箱 1具 江戸時代・19世紀 H-4713
松喰鶴蒔絵螺鈿鏡台 1基 江戸時代・19世紀 H-4705
松枝蒔絵美麗几帳台 2基 江戸時代・19世紀 H-4734
犀形鎮子 4躯 江戸時代・19世紀 E-20874
_MD_RECOMMEND 松喰鶴蒔絵螺鈿二階厨子 1基 江戸時代・19世紀 H-4726
沈枕・菊紋螺鈿枕箱 1対 江戸時代・19世紀 H-4733
_MD_RECOMMEND 松喰鶴蒔絵螺鈿二階棚 1基 江戸時代・19世紀 H-4725
火取 1口 江戸時代・19世紀 H-4732
泔坏 1口 江戸時代・19世紀 H-4727
唾壺 1口 江戸時代・19世紀 H-4731
打乱箱 1口 江戸時代・19世紀 H-4729
脇息 1基 江戸時代・19世紀 H-4730
松喰鶴蒔絵螺鈿火桶 1口 江戸時代・19世紀 H-4720
燈台・切燈台 5基(うち1基切燈台) 江戸時代・19世紀 H-4722 (燈台1基、切燈台1基)
燈籠 1基 江戸時代・19世紀 H-4728