書画の展開―安土桃山～江戸
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歴聖大儒像 孔子（部分） 狩野山雪筆、金世濂賛 江戸時代・寛永9年(1632)
本館 8室
2018年6月5日（火） ～ 2018年7月1日（日）安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙・呉春を祖とする円山派・四条派、 若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。書は、江戸時代初期の三筆（信尹・光悦・昭乗）が新しい書風を打ち立て、黄檗の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。
今回、絵画の前半部分は7室で展示する安土桃山時代の絵師・狩野山楽の代表作に関連して、山楽の子・山雪やそれに続く京狩野の名品を紹介し、後半は初夏の季節に合わせた展示を行います。書跡は、江戸時代前期の公家や茶人の書を中心に展示します。
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 瀟湘八景図屏風 | 8曲1隻 | 狩野山雪筆 | 江戸時代・17世紀 | A-12089-1 | |||
| 柳小禽図 | 1幅 | 狩野山楽筆 | 安土桃山～江戸時代・17世紀 | A-1375 | |||
| おすすめ | 歴聖大儒像 孔子 | 1幅 | 狩野山雪筆、金世濂賛 | 江戸時代・寛永9年(1632) | H-1342-11 | ||
| 歴聖大儒像 顔子 | 1幅 | 狩野山雪筆、金世濂賛 | 江戸時代・寛永9年(1632) | H-1342-12 | |||
| 果実図 | 3幅 | 狩野探幽筆 | 江戸時代・17世紀 | A-1134 | |||
| 草花群虫図 | 2幅 | 狩野〈伊川院〉栄信筆 | 江戸時代・19世紀 | A-1334 | |||
| 雨山水図屏風 | 8曲1隻 | 呉春筆 | 江戸時代・18世紀 | A-1009-1 | |||
| 合歓木雀図 | 1幅 | 松村景文筆 | 江戸時代・19世紀 | A-946 | |||
| おすすめ | 新三十六人歌合画帖 | 1帖 | 狩野永納筆 | 江戸時代・17世紀 | A-11872 | ||
| おすすめ | 勧修寺縁起絵巻 巻三 | 1巻 | 狩野山卜良次筆 | 江戸時代・17世紀 | 京都・勧修寺蔵 | ||
| 服深衣議 | 1巻 | 朱舜水筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1391 | |||
| 書巻 | 1巻 | 烏丸光広筆 | 江戸時代・17世紀 | B-2861 | |||
| 和漢朗詠集 | 1巻 | 飛鳥井雅章筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1383 | |||
| 詩書屏風 | 6曲1双 | 独立性易筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
| 書状 | 1幅 | 安楽庵策伝筆 | 安土桃山～江戸時代・16～17世紀 | B-3254 | |||
| 書状 | 1幅 | 烏丸光広筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1320 | |||
| 書状 | 1幅 | 中院通村筆 | 江戸時代・17世紀 | B-3200 | |||
| 書状 | 1幅 | 池田光政筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1668-2 | |||
| 書状 | 1幅 | 石川丈山筆 | 江戸時代・17世紀 | 内藤堯宝氏寄贈 B-2832 | |||
| 書状 | 1幅 | 松尾芭蕉筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
| 書状 | 1幅 | 金森宗和筆 | 江戸時代・17世紀 | B-38 | |||
| おすすめ | 書状 | 1幅 | 小堀遠州筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1668-3 | ||
| 書状 | 1幅 | 片桐石州筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1337 |