幡芯板(木簡転用材) 法隆寺伝来 飛鳥~奈良時代・7~8世紀
法隆寺宝物館 第6室
2016年8月23日(火) ~ 2016年9月19日(月・祝)
「広東綾大幡と初公開の木簡」というテーマで、現存長12メートルを超える長大な「広東綾大幡」を中心的とした展示をします。また館内における作品調査で新たに見出された幡の芯板を初公開します。これは幡本体の上部に芯として入れられていた板であり、当館に150点あまり所蔵されています。特に今回展示する8枚の幡芯板は木簡を転用したものであり、献納宝物に伝来する幡との関係や書風により、飛鳥時代末から奈良時代の前半にかけて制作されたと考えられます。伝来品としては最古の部類に属する木簡であり、古代の法隆寺を考えるうえでも極めて貴重な資料です。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 広東綾大幡 | 1流 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-24 | |||
おすすめ | 幡芯板(木簡転用材) | 8枚 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-322-1~8 | |||
赤地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-61-2 | ||||
黄地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-78-1 | ||||
黄地平絹幡足残欠 | 3条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-83 | ||||
黄地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-84-2 | ||||
淡青地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-85 | ||||
黄地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-99-4 | ||||
茶地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-41 | ||||
黄地平絹幡足残欠 | 1条(2片) | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-43 | ||||
おすすめ | 赤地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-97 | |||
赤地平絹残欠 | 1枚 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-103 | ||||
青地平絹残欠 | 1枚 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-104 | ||||
白地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-138 | ||||
黄地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-142 | ||||
淡縹地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-144 | ||||
黄地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-148 | ||||
黄地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-152 | ||||
茶地平絹幡足残欠 | 1条 | 飛鳥~奈良時代・7~8世紀 | N-319-153 |