伊東マンショの肖像(部分) ドメニコ・ティントレット筆 1585年 ミラノ、トリヴルツィオ財団蔵 Fondazione Trivulzio - Milano
本館 7室
2016年5月17日(火) ~ 2016年7月10日(日)
2016年の日伊国交樹立150周年を記念して、日本とイタリアを結ぶ最初の架け橋である「天正遣欧少年使節」を、ドメニコ・ティントレット筆「伊東マンショの肖像」を中心に紹介します。「伊東マンショの肖像」は、2014年3月にミラノで発行された学術誌に紹介され、日本でも初めてその存在が知られた油彩の肖像画です。1585年にヴェネツィアを訪問した天正遣欧少年使節の姿を、ルネサンス期ヴェネツィア派の大画家ヤコポ・ティントレットが発注を受け、その息子であるドメニコ・ティントレット(1560~1635)が後に完成させたとみられます。
今回は、当館所蔵の「天正遣欧使節記」やキリシタン資料中のイタリア関連作品をともに展示し、16~18世紀にキリスト教を通じて交流した日伊の姿をご覧いただきます。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 伊東マンショの肖像 | 1面 | ドメニコ・ティントレット筆 | イタリア・1585年 | ミラノ、トリヴルツィオ財団蔵 | ||
おすすめ | 重文 | 天正遣欧使節記 | 1冊 | イタリア・レッジオ刊行 | 1585年 | P-12645 | |
おすすめ | 重文 | 三聖人像 | 1面 | 長崎奉行所旧蔵 | ヨーロッパ・16~17世紀 | C-691 | |
おすすめ | 重文 | 三聖人像(模写) | 1面 | 長崎奉行所旧蔵 | 安土桃山~江戸時代・16~17世紀 | C-692 | |
おすすめ | 重文 | 聖母像(親指のマリア) | 1面 | 長崎奉行所旧蔵 | イタリア・17世紀後期 | C-698 |