重要文化財 浜松図屏風(部分) 室町時代・16世紀
本館 3室
2012年2月7日(火) ~ 2012年3月18日(日)
平安時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。宮廷貴族の手によってつちかわれたやまと絵や書の作品や、宮廷貴族の調度品として用いられ鑑賞された工芸品は、後代まで強い影響力をもち、日本的美術の重要な位置を占めています。ここでは、平安から室町までの宮廷に源を発する美術の世界を紹介します。今回は中世やまと絵屏風として著名な浜松図屏風、当館所蔵影印本の発刊にちなみ延喜式、中世漆工の美品である沈金手箱を展示します。
指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
おすすめ | 国宝 | 延喜式 紙背文書 | 4巻 | 平安時代・10~11世紀 | B-2370-29 | 28巻のうち | |
おすすめ | 重文 | 浜松図屏風 | 6曲1双 | 室町時代・16世紀 | A-11533 | ||
鴛鴦沈金手箱 | 1合 | 室町時代・16世紀 | H-443 |