書画の展開 ―安土桃山・江戸
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本館 8室
2010年6月29日（火） ～ 2010年8月8日（日）安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙を祖とする円山派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。書は、寛永の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗（おうばく）の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。／担当研究員：田沢裕賀（日本絵画） 松嶋雅人(日本絵画) 高梨真行(日本史)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 龍樹菩薩図 | 1幅 | 俵屋宗達筆 | 江戸時代・17世紀 | 広田松繁氏寄贈 A-11741 | |||
| 伊勢物語八橋図 | 1幅 | 尾形光琳筆 | 江戸時代・18世紀 | A-345 | |||
| 夏秋草図屏風 | 2曲1双 | 酒井抱一筆 | 江戸時代・19世紀 | A-11189 | |||
| 石橋山・江島・箱根図 | 3幅 | 狩野養川院〈惟信〉筆 | 江戸時代・18世紀 | A-884 | |||
| 武州金沢図 | 1幅 | 狩野晴川院筆 | 江戸時代・19世紀 | A-12337 | |||
| 雑花果ら図 | 1幅 | 椿椿山筆 | 江戸時代・19世紀 | A-1139 | |||
| 雑花果ら図 | 1幅 | 岩瀬鴎所筆 | 江戸時代・19世紀 | 木村浩吉氏寄贈 A-1192 | |||
| 雑花果ら図 | 1幅 | 浅野梅堂筆 | 江戸時代・19世紀 | 木村浩吉氏寄贈 A-1193 | |||
| 游鯉図 | 1幅 | 中島来章筆 | 江戸時代・19世紀 | A-1072 | |||
| 中戸祐喜像 | 1幅 | 椿椿山筆 | 江戸時代・天保13年(1842) | 桜井豊子氏寄贈 A-11959 | |||
| 戸山荘図巻稿本 | 2巻 | 谷文晁筆 | 江戸時代・寛政10年(1798) | A-12126 | |||
| 臨玉泉帖 | 1巻 | 藤木敦直筆 | 江戸時代・17世紀 | 根本謙三氏寄贈 B-2971 | |||
| 書状 | 2巻 | 新井白石筆 | 江戸時代・17～18世紀 | B-1745 | |||
| おすすめ | 西湖十景 | 1巻 | 細井広沢筆 | 江戸時代・享保5年（1720） | B-1022 | ||
| 文語屏風 | 6曲1双 | 細井広沢筆 | 江戸時代・享保12年(1727) | B-2557 | |||
| 七言絶句 | 1幅 | 太宰春台筆 | 江戸時代・18世紀 | 内藤堯宝氏寄贈 B-2843 | |||
| 書状 | 1幅 | 本居宣長筆 | 江戸時代・寛政12年(1800) | B-1804 | |||
| 七言絶句 | 1幅 | 田能村竹田筆 | 江戸時代・天保6年(1835) | B-2854 | |||
| 詠草 | 1幅 | 香川景樹筆 | 江戸時代・19世紀 | 内藤堯宝氏寄贈 B-2823 | |||
| 七言絶句 | 1幅 | 浅田栗園筆 | 江戸～明治時代・19世紀 | 馬嶌瑞園氏寄贈 B-1140 | |||
| おすすめ | 書状 | 1幅 | 朱舜水筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1010 | ||
| 書状 | 1幅 | 山鹿素行筆 | 江戸時代・17世紀 | 松平直亮氏寄贈 B-1275 | |||
| 文語 | 1幅 | 荻生徂徠筆 | 江戸時代・18世紀 | 個人蔵 |