書画の展開 ―安土桃山・江戸
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本館 8室
2009年8月25日（火） ～ 2009年10月4日（日）安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙を祖とする円山派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。書は、寛永の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗（おうばく）の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。／担当研究員：田沢裕賀（日本絵画） 松嶋雅人(日本絵画) 高梨真行(日本史)
| 指定 | 名称 | 員数 | 作者・出土・伝来 | 時代・年代世紀 | 所蔵者・寄贈者・列品番号 | 備考 | |
| 鶉蒲公英図 | 1幅 | 土佐一得筆 | 安土桃山時代・16世紀 | A-1144 | |||
| 秋草鶉図 | 1幅 | 土佐光成筆 | 江戸時代・17世紀 | A-1199 | |||
| 秋草白菊図屏風 | 6曲1隻 | 筆者不詳 | 江戸時代・17世紀 | A-1066 | |||
| 牽牛花図 | 1幅 | 曽我蕭白筆 | 江戸時代・18世紀 | 植松嘉代子氏寄贈 A-11852 | |||
| 葡萄栗鼠図 | 1幅 | 曽我蕭白筆 | 江戸時代・18世紀 | 植松嘉代子氏寄贈 A-11853 | |||
| 秋景山水図 | 1幅 | 野呂介石筆 | 江戸時代・19世紀 | A-10448 | |||
| 秋景山水図 | 1幅 | 浦上春琴筆 | 江戸時代・19世紀 | A-1089 | |||
| 高林秋寺図 | 1幅 | 岡田半江筆 | 江戸時代・天保15年(1844) | 菊池清吉氏寄贈 A-1042 | |||
| 月に秋草図 | 3幅 | 長谷川雪旦筆 | 江戸時代・19世紀 | A-10073 | |||
| 芙蓉泛鴨図 | 1幅 | 渡辺崋山筆 | 江戸時代・19世紀 | 個人蔵 | |||
| 日金山頂望富嶽図 | 1幅 | 広瀬台山筆 | 江戸時代・18～19世紀 | A-1248 | |||
| 菊図扇面 | 1本 | 狩野常信筆 | 江戸時代・17世紀 | A-52-29 | |||
| 芙蓉図扇面 | 1本 | 尾形乾山筆 | 江戸時代・18世紀 | A-52-10 | |||
| 鹿図扇面 | 1本 | 狩野栄川院〈典信〉筆 | 江戸時代・18世紀 | A-52-31 | |||
| 秋海棠図扇面 | 1本 | 佐脇嵩之筆 | 江戸時代・18世紀 | A-52-48 | |||
| 武蔵野図扇面 | 1本 | 酒井抱一筆 | 江戸時代・19世紀 | A-52-12 | |||
| 萩図扇面 | 1本 | 狩野了承筆 | 江戸時代・19世紀 | A-52-37 | |||
| おすすめ | 船窓小戯帖 | 1帖 | 田能村竹田筆 | 江戸時代・天保元年(1830) | 個人蔵 | ||
| き行詩 | 1巻 | 慈雲筆 | 江戸時代・18～19世紀 | 大阪・高貴寺蔵 | |||
| 詩書巻 | 1巻 | 田能村竹田筆 | 江戸時代・天保4年(1833) | 個人蔵 | |||
| 篆書四種 | 2冊 | 市河蘭台筆 | 江戸時代・享保16年(1731) | 市河三鼎氏寄贈 B-58 | 2009年9月8日（火）～2009年10月4日（日） | ||
| 詩書屏風 | 6曲1双 | 頼山陽筆 | 江戸時代・19世紀 | 個人蔵 | |||
| 詠草 | 1幅 | 細川幽斎筆 | 安土桃山時代・天正18年(1590) | 個人蔵 | |||
| おすすめ | 詠草（むさしのゝ月） | 1幅 | 烏丸光広筆 | 江戸時代・17世紀 | B-2741 | ||
| 蓮下絵和歌巻断簡 | 1幅 | 本阿弥光悦筆 | 安土桃山時代・17世紀 | 松永安左エ門氏寄贈 B-2433 | |||
| 詠草 | 1幅 | 香川景樹筆 | 江戸時代・19世紀 | 内藤堯宝氏寄贈 B-2824 | |||
| 教訓書 | 1幅 | 加藤千蔭筆 | 江戸時代・19世紀 | B-1807 | |||
| 書状 | 1幅 | 沢庵宗彭筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
| 書状 | 1幅 | 玉室宗珀筆 | 江戸時代・17世紀 | 個人蔵 | |||
| 二大字「雙月」 | 1幅 | 如定筆 | 江戸時代・17世紀 | B-1151 |