明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後国に移管された宝物300件あまりを収蔵・展示しています。これらの文化財は、正倉院宝物と双璧をなす古代美術のコレクションとして高い評価を受けていますが、正倉院宝物が8世紀の作品が中心であるのに対して、それよりも一時代古い7世紀の宝物が数多く含まれていることが大きな特色です。
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ご了承ください。
法隆寺献納宝物のうち、飛鳥時代から奈良時代の伎楽面を中心にした展示です。
作品保護のため、金曜日および土曜日に限って公開します。
第6室は絵画・書跡・染織を展示します。今回は書跡と染織の展示です。書跡は法隆寺に伝来した法華経のうち、巻5・6を展示します。染織は聖徳太子の妃である膳妃の帯として伝えられた蜀江錦帯を中心に、奈良時代の座具である白氈を展示します。