灌頂幡
1階 第1室
2025年4月22日(火) ~
2026年4月19日(日)
明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後国に移管された宝物300件あまりを収蔵・展示しています。これらの文化財は、正倉院宝物と双璧をなす古代美術のコレクションとして高い評価を受けていますが、正倉院宝物が8世紀の作品が中心であるのに対して、それよりも一時代古い7世紀の宝物が数多く含まれていることが大きな特色です。
国宝 灌頂幡(部分) 飛鳥時代・7世紀
1階 第1室
2025年4月22日(火) ~ 2026年4月19日(日)
法隆寺献納宝物を代表する名品である灌頂幡と金銅小幡、および制作当初の姿を示した模造の灌頂幡も併せて展示します。
重要文化財 菩薩半跏像 飛鳥時代・7世紀
1階 第2室
2025年4月22日(火) ~ 2026年4月19日(日)
法隆寺献納宝物のうち、6~8世紀までの金銅仏を展示します。
併せて同時期の光背、押出仏も展示します。
国宝 伎楽面 迦楼羅 飛鳥時代・7世紀
1階 第3室
2025年4月22日(火) ~ 2026年4月19日(日)
法隆寺献納宝物のうち、飛鳥時代から奈良時代の伎楽面を中心にした展示です。
作品保護のため、金曜日および土曜日に限って公開します。
重要文化財 壺鐙 N-139-1
飛鳥時代・7世紀
2階 第4室
2025年6月10日(火) ~ 2025年8月31日(日)
法隆寺献納宝物のうち、正倉院宝物以外には類例の少ない奈良時代の弓矢や胡簶、鉄製の壺鐙などの武器・武具、及び農工具を展示します。
国宝 海磯鏡 白銅製鋳造 奈良時代・8世紀 N-74
淡茶地白虎文描絵綾天蓋垂飾
飛鳥時代・7世紀
2階 第6室
2025年5月20日(火) ~ 2025年6月15日(日)
第6室では絵画・書跡・染織を展示します。今回の書跡は古今目録抄と朗詠要集を展示し、染織は「さまざまな染織の技法」と題し、錦や綾といった織の技法で文様を表現した作品や、纐纈や摺絵、経絣のように多様な加飾技法で文様を表現した作品を集めました。これらを通じて、飛鳥から奈良時代に行なわれた様々な染織技法を紹介します。
中2階
体験型展示スペース
2025年1月28日(火) ~ 2025年7月27日(日)
デジタル法隆寺宝物館は、常時展示がかなわない法隆寺ゆかりの名宝を、デジタルコンテンツや複製でくわしく鑑賞、体験する展示室です。国宝「聖徳太子絵伝」をテーマにグラフィックパネル(原寸)と、大型8Kモニターで絵の詳細まで自在に鑑賞できるデジタルコンテンツを展示します。また、伎楽面や装束の当初の姿を考証した復元模造では、かつて人々を魅了した伎楽という芸能の色鮮やかな世界観にふれることができるでしょう。