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2007年6月5日(火)の本館

本館(日本ギャラリー)2階は、縄文時代から江戸時代まで、時代を追って展示する「日本美術の流れ」。国宝や重要文化財などの名品でたどる「ほんもの」の美術史をお楽しみください。1階は彫刻、陶磁、刀剣など、ひとつの分野の作品をじっくりご覧いただける分野別展示と企画展示で構成されています。

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2階 日本美術の流れ

  
1室  2007年4月3日(火) ~ 2007年9月9日(日)

日本美術をたどる最初の部屋として縄文・弥生・古墳時代の各種の代表作品を展示します。縄文時代は豪華な装飾を施した土器、土偶、弥生時代は土器および金属器を代表する銅鐸、古墳時代は鏡および埴輪などを紹介します。/担当研究員:古谷毅(日本考古) 望月幹夫(日本考古) 日高慎(日本考古)

  
1室  2007年5月22日(火) ~ 2007年7月1日(日)

6世紀半ば、欽明天皇の時代に百済から釈迦金銅仏、幡、経論がもたらされ、しばらくして百済から仏教寺院や仏教美術に関わるさまざまな技術者が来日します。日本の文化は仏教の受容とともに飛躍的に進歩して、奈良時代には東大寺の大仏鋳造が国家的事業として営まれるまでに至ります。この部屋では、日本に仏教が伝わった飛鳥時代から奈良時代にかけての仏像や経典、舎利容器、仏を供養するために使われたさまざまな仏具、また寺院を建立する際に、仏教の興隆と仏殿の安泰を願って埋納された鎮壇具など、古代の仏教美術を展示します。/担当研究員:松原茂(日本美術) 丸山士郎(日本彫刻) 高橋裕次(日本書跡・歴史資料) 加島勝(東洋工芸) 高梨真行(日本史)

  
2室  2007年6月5日(火) ~ 2007年7月1日(日)

絵画・書跡の国宝作品を、ゆったりとした空間で心静かに鑑賞するために、特別に設けた展示室です。東京国立博物館に所蔵、あるいは寄託されている国宝から、とくに選りすぐった作品を1件ずつ展示します。
国宝 山水屏風 京都・神護寺

  
3室  2007年5月22日(火) ~ 2007年7月1日(日)

仏教美術は日本美術を代表するジャンルの一つです。とくに平安後期の仏教美術の遺品には、日本美術史上の古典期とも称しうる平安後期を代表する名品が数多く含まれます。鎌倉時代に入ると、仏教美術は鎌倉新仏教の興隆や禅宗の導入、あるいは新たな中国美術の影響などにともない題材、技法、様式の面で変化しますが、前代同様に優れた作品が盛んに制作されました。ここでは仏教美術の盛期である平安時代から鎌倉時代までの作品に、南北朝・室町時代の遺品を加えて展示します。/担当研究員:松原茂(日本美術) 高橋裕次(日本書跡・歴史資料) 沖松健次郎(日本絵画) 加島勝(東洋工芸) 丸山士郎(日本彫刻) 高梨真行(日本史)

  
3室  2007年5月22日(火) ~ 2007年7月1日(日)

平安時代から室町時代の美術にはそもそも宮廷貴族が強く関与し、その好尚を反映したものが多く、日本美術史に果たした貴族の役割はきわめて大きいものがありました。ここでは、宮廷貴族の手になる古筆や和歌懐紙、物語絵巻などの文学に関する作品や、宮廷貴族の調度品として用いられ、鑑賞された屏風や硯箱などを展示し、平安から室町までの宮廷美術の世界をご覧いただきます。/担当研究員:松原茂(日本美術) 島谷弘幸(日本美術) 行徳真一郎(日本絵画) 沖松健次郎(日本絵画) 竹内奈美子(日本工芸) 高梨真行(日本史) 酒井元樹(日本工芸) 

  
3室  2007年5月22日(火) ~ 2007年7月1日(日)

鎌倉時代からはじまる禅宗の本格的な導入にともない、絵画では中国の宋・元の絵画の影響を受けて水墨画が成立します。また書の分野でも、中国禅僧の書の影響を受けて、日本禅僧による個性ゆたかで気魄に満ちた作風を示す墨跡が生まれました。ここでは鎌倉時代から室町時代の水墨画、墨跡等を紹介します。/担当研究員:松原茂(日本美術) 救仁郷秀明(日本絵画) 島谷弘幸(日本美術) 高梨真行(日本史)

  
4室  2007年5月8日(火) ~ 2007年8月26日(日)

日本の伝統文化を代表する茶の湯の中で生まれた美術を唐物肩衝茶入、高麗茶碗など中国、朝鮮で作られた作品を含めて紹介します。床の展示には季節感を感じさせる古筆の優品を、これに釜、水指、茶入、茶碗といった喫茶具や懐石具を展示します。/担当研究員:今井敦(東洋工芸) 島谷弘幸(日本美術)

  
5室・6室  2007年3月20日(火) ~ 2007年6月17日(日)

平安時代から江戸時代までの武士が用いた刀剣・刀装・甲冑・馬具・装束や武士の肖像画・書状などを紹介します。刀身は、付属の拵(こしらえ)も同時に展示します。/担当研究員:原田一敏(日本工芸) 酒井元樹(日本工芸) 竹内奈美子(日本工芸) 小山弓弦葉(日本・東洋染織) 沖松健次郎(日本絵画) 丸山猶計(日本書跡)

  
7室  2007年6月5日(火) ~ 2007年7月16日(月)

仕切ることにより場を作り出し、室内空間を演出する機能をもつ屏風や襖には、権力を象徴し、場を荘厳するなどの目的のために、絵が描かれたり、書が揮毫(きごう)されたりしました。ここでは安土桃山時代から江戸時代の屏風と襖を展示し、これら大画面の作品によって生み出される空間の効果をお楽しみください。/担当研究員:松原茂(日本美術) 松嶋雅人(日本絵画)

  
8室  2007年4月17日(火) ~ 2007年7月16日(月)

安土桃山から江戸時代にかけて、人々の身の回りを飾ってきたさまざまな調度類を陳列します。季節に合わせ、春に因んだ意匠の品々を通して、往時の人々の暮らしぶりに思いを馳せていただきます。/担当研究員:今井敦(東洋工芸) 小山弓弦葉(日本・東洋染織) 竹内奈美子(日本工芸) 加島勝(東洋工芸)

  
8室  2007年6月5日(火) ~ 2007年7月16日(月)

安土桃山時代から江戸時代の絵画は、永徳や探幽をはじめとする狩野派を中心に、宗達・光琳・抱一らの琳派、大雅・蕪村らの南画派、応挙を祖とする円山派、若冲・芦雪・蕭白らの個性派の画家たちを輩出し、百花繚乱の相を呈しました。書は、寛永の三筆(信尹・光悦・昭乗)が新しい書風を打ち立て、黄檗(おうばく)の三筆らがもたらした中国書法が、江戸時代中期以降、唐様の書として流行しました。ここでは安土桃山時代から江戸時代に多様な展開を遂げた絵画と書跡を展示します。/担当研究員:松原茂(日本美術) 松嶋雅人(日本絵画) 島谷弘幸(日本美術) 丸山猶計(日本書跡) 高梨真行(日本史)

  
9室  2007年4月24日(火) ~ 2007年6月17日(日)

江戸時代の能面・能装束、あるいは舞楽衣装、歌舞伎衣装など江戸の芸能に使用された衣装を中心に展示していきます。今回は、謡曲にあわせて能面と装束を組み合わせた展示を行います。/担当研究員:小山弓弦葉(日本・東洋染織)

  
10室  2007年6月5日(火) ~ 2007年7月1日(日)

江戸時代の庶民の姿を描いた浮世絵は、江戸時代初期には絵師自身の手になる肉筆画のみでしたが、後には大量生産が可能な版画が生み出され、さらに彫りと摺りに工夫を凝らした多色摺りの錦絵が誕生しました。錦絵は庶民の人気を集めた遊里や歌舞伎に題材を得て、美人画や役者絵を中心に発展し、花鳥画や物語絵、風景画などさまざまなジャンルの作品を生み出しました。今回は浮世絵の母体となった洛中洛外図をはじめとして風景画、美人画、役者絵に相撲絵を加えて展示いたします。/担当研究員:田沢裕賀(日本絵画)

  
10室  2007年4月24日(火) ~ 2007年6月17日(日)

江戸時代の小袖・振袖・打掛のほか、帯や櫛・笄・簪など、町方の女性たちのトータルファッションを展示いたします。同じ部屋に展示される浮世絵の美人画と見比べながら、江戸時代のファッションの流行にイメージを膨らませていただきます。年6回の展示替の中で、夏の衣裳や正月の吉祥模様など、季節にあった素材や模様に留意して、伝統的な日本の四季感を、衣生活を通してお楽しみください。/担当研究員:小山弓弦葉(日本・東洋染織) 竹内奈美子(日本工芸)

1階 ジャンル別展示

  
11室  2007年4月3日(火) ~ 2007年6月17日(日)

日本の彫刻の歴史は仏像彫刻がほぼ独占しています。仏像は大別すると、如来・菩薩・明王・天の4種類があり、それぞれの形式は各時代を通してだいたい決まっています。しかし、各時代の作品を比較して形の変化をていねいに見ると、各時代の表現のしかたや、各時代の鑑賞者が仏像に求めた美しさを具体的に知ることができます。また素材や技法によっても表現は変化します。この展示では、日本独自の木彫技法の全盛期である平安・鎌倉時代の仏像を中心に、日本彫刻の歴史を紹介します。/担当研究員:丸山士郎(日本彫刻)

  
12室  2007年4月3日(火) ~ 2007年6月17日(日)

仏殿には、本尊をはじめ各種の仏像のほか、それらを供養し、また仏殿内を荘厳するさまざまな仏具も置かれます。この部屋では金銅仏と、平安時代から鎌倉時代にかけて流行した鏡像・懸仏(かけぼとけ)、そして供養具・荘厳具・僧具・梵音具・密教法具など寺院で使われたさまざまな仏具を展示します。/担当研究員:丸山士郎(日本彫刻) 加島勝(東洋工芸)

  
13室  2007年3月20日(火) ~ 2007年6月10日(日)

日本陶磁史の中で、伊万里と京焼に代表される江戸時代の陶磁と、室町時代から江戸時代初期にかけて隆盛した茶の湯の焼物に焦点を絞って紹介します。名工を輩出した京焼では仁清、乾山、木米、道八の名品を展示します。茶陶では系譜、技術を越えて畿内の茶の湯の隆盛に向けて同じ美意識によって作られていった陶磁をご覧ください。/担当研究員:今井敦(東洋工芸)

  
13室  2007年3月20日(火) ~ 2007年6月10日(日)

平安時代から江戸時代に至る各時代の蒔絵作品を展示します。日本で独自の発展をとげた漆芸技法である蒔絵をとりあげ、その歴史をたどるとともに、蒔絵の魅力と漆芸の美をご覧ください。/担当研究員:竹内奈美子(日本工芸)

  
13室  2007年4月3日(火) ~ 2007年6月10日(日)

国宝 来国俊(らいくにとし)の短刀をはじめ、同じく国宝の相州行光の短刀、福岡一文字吉房の太刀など平安~江戸時代の刀剣や刀装小道具を展示します。/担当研究員:原田一敏(日本工芸) 酒井元樹(日本工芸) 

  
14室  2007年4月10日(火) ~ 2007年7月1日(日)

水滴とは、毛筆で文字を書くとき、硯に注ぐ水を蓄えておく容器です。水滴は奈良時代には使われていたことが知られ、聖徳太子所用と伝える水滴(水盂)が伝世しています。古くは硯箱に入れるため、小形で平らなものが多かったのですが、江戸時代になると、牛や兎、犬、桃、李白といった様々な動植物、人物などが作られました。奈良から江戸時代までの水滴の歴史を概観いたします。

  
15室  2007年5月29日(火) ~ 2007年9月17日(月)

第二尚氏時代を中心とした琉球の工芸作品を展示します。/担当研究員:日高慎(日本考古) 小山弓弦葉(日本・東洋染織)

  
16室  2007年6月5日(火) ~ 2007年7月1日(日)

写真は19世紀前半にヨーロッパで発明されるや、日本には早くも幕末にもたらされました。当館でも幕末・明治期の古写真を数多く所蔵しており、それらは失われた記憶の記録であると同時に優れた芸術表現の手段でもあります。今回は博覧会、景観、人物などのまとまりで紹介します。/担当研究員:高橋裕次(日本書跡・歴史資料) 冨坂賢(歴史資料) 高梨真行(日本史)

  
17室  2007年4月24日(火) ~ 2007年7月16日(月)

文化財を守り伝えることは、東京国立博物館の重要な使命のひとつです。そのために日々行っている文化財の調査、収蔵庫や展示室などの環境の保全、傷みや素材に応じた文化財の修理などについて、実際に用いられる道具や装置、および修理前後の文化財の展示を通して紹介します。
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18室  2007年5月8日(火) ~ 2007年6月10日(日)

明治・大正の絵画・彫刻を中心に展示します。明治5年(1872)の文部省博覧会を創立・開館のときとする当館は、万国博覧会への出品作や帝室技芸員の作品、岡倉天心が在籍していた関係から日本美術院の作家の代表作など、日本美術の近代化を考える上で重要な意味を持つ作品を数多く所蔵しています。これらによって明治、大正、そして昭和の戦前にかけての日本近代の美術を紹介します。/担当研究員:松原茂(日本美術) 松嶋雅人(日本絵画) 丸山士郎(日本彫刻)

  
特別5室/平成館 特別展示室  2007年3月20日(火) ~ 2007年6月17日(日)

レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」(ウフィツィ美術館蔵)が日本初公開されます。「受胎告知」はダ・ヴィンチの数少ない真筆のうちのひとつ。20代の若きダ・ヴィンチが渾身の力を傾けて描いた、天才の出発点ともいえる作品です。このほか、ダ・ヴィンチの残した手稿を元に制作した模型や映像を展示し、芸術から科学に及ぶ万能の天才の創造世界に触れていただく展覧会です。