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2022年1月26日(水)の平成館

『平成館』の画像

1階の考古展示室では、考古遺物で石器時代から近代まで日本の歴史をたどります。縄文時代の土偶や、弥生時代の銅鐸、古墳時代の埴輪など教科書でみたあの作品に出会えます。また、講演会やさまざまな催しのための講堂、およびガイダンスルームがあります。2階は特別展示専用の展示室です。

フロアマップ

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1階 日本の考古(盛装女子)

 『重要文化財 埴輪 盛装女子』の画像 
考古展示室  2021年12月21日(火) ~ 2022年6月12日(日)

日本列島における、独自性の高い古墳文化を象徴する代表的造形として埴輪があります。埴輪のなかでも、女子埴輪の代表的な作品である盛装女子は、華やかに着飾り、全身を表現する女性として著名であり、本作品を考古展示室の導入部で展示します。

1階 日本の考古(通史展示)

 『氷河期の日本列島に暮らした人びと―道具作りのはじまり―』の画像 
考古展示室  2021年9月7日(火) ~ 2022年2月27日(日)

日本列島に人びとが住みついたのは、約4万年前です。これ以後、土器が作られるようになる約1万3千年前までを旧石器時代と呼んでいます。この時期はマンモスやナウマンゾウ、オオツノジカなどの大型哺乳類が生息する寒冷な氷河期で、日本列島はまだ大陸と陸続きでした。当時の人びとは石器や骨角器などの道具を使って狩猟や採集を行い、移動しながら暮らしていました。ここでは後期旧石器時代から縄文時代草創期の代表的な石器の変遷をたどり、製作方法の変化もあわせて紹介します。

 『自然環境の変化と定住生活―土器の出現とその変遷―』の画像 
考古展示室  2021年9月7日(火) ~ 2022年2月27日(日)

今から約1万3千年前に氷河期が終わると、温暖化が進み海面の上昇によって日本列島が誕生しました。自然環境の変化に合せて、狩りには弓矢が使われるようになり、土器が発明され、人びとは定住するようになりました。その後、約1万年にわたって続く新石器時代の幕開けです。一般的に新石器時代には農耕や牧畜が始まりますが、日本列島では、おもに採集・漁撈・狩猟による暮らしが続けられていました。 この時代の土器は、粘土を器の形にして焼いた素焼きのもので、縄目を使った文様から縄文土器と名づけられました。その名にちなんで、この時代を縄文時代と呼んでいます。ここでは縄文時代に最も多く作られた道具の一つである縄文土器を紹介し、形や文様そして器の組み合わせの変遷をたどります。中期は東京都多喜窪遺跡第1号住居跡の一括資料、後期は東北地方、晩期は関東地方の出土土器を中心に展示します。

 『大陸との交流と稲作のはじまり―農耕社会の土器―』の画像 
考古展示室  2021年9月7日(火) ~ 2022年2月27日(日)

約2400年前、中国や朝鮮半島から水田稲作とともに青銅器や鉄器などの金属器が伝えられ、九州や四国そして本州に広まり、人びとは灌漑設備のある水田のそばにムラを作って暮らし始めました。農耕を生業とする弥生時代の始まりです。この時代の土器は弥生土器と呼ばれ、縄文土器と同じ素焼きの土器ですが、焼き方が覆い焼きへ変わり、色は明るく薄く硬い特徴があります。また、農耕という生業の変化は煮炊き用の甕・貯蔵用の壺・盛り付け用の高坏を基本とした用途別の器を生み出しました。ここでは農耕社会の土器である弥生土器を紹介し、前期は九州地方と近畿地方、中期は九州から東北地方、後期は九州地方と関東地方から出土した土器を中心に展示します。

 『政治的社会の成熟―宝器の創出―』の画像 
考古展示室  2021年11月30日(火) ~ 2022年6月5日(日)

日本列島における政治的社会の成熟は、弥生時代末頃に各地に出現した大規模な墳丘をもつ墳墓と、古墳時代初頭の大規模な前方後円墳の成立から知ることができます。このような転換期の動向を土師器の成立とその地域間交流、および三角縁神獣鏡の成立とその文様の多様性と変遷で展示します。今回は、古墳時代以降、地域性豊かな弥生土器と異なり汎列島的に同じ形態の土器が展開することを示して、弥生土器から土師器への変化を分かりやすく紹介します。

 『ヤマト(倭)王権の成立―宝器の生産―』の画像 
考古展示室  2021年11月30日(火) ~ 2022年6月5日(日)

古墳時代前期(3世紀後半から4世紀)には東北から九州地方まで大型前方後円墳が築かれ、各地の有力者が結びついたことがうかがえます。ヤマト(倭)王権は政治的・祭祀的権威を表象する宝器や儀器を自ら創り出し、国産の銅鏡や貝形の石製品・銅製品などを生産するようになりました。これらは各地域の首長に配布されて、埋葬儀礼で用いられ副葬品として納められました。ここでは4世紀を中心とした王権の伸長を、宝器の分布からみていきます。

 『巨大古墳の時代―鉄器生産の増大―』の画像 
考古展示室  2021年11月30日(火) ~ 2022年6月12日(日)

古墳時代中期には、畿内地方を中心に埴輪をめぐらした巨大な前方後円墳が築かれました。王権の権威を表象する器物も鉄製武器・武具や各種農工具に変化し、鉄器生産などが飛躍的に増大しました。ここでは、その日本列島独自の武具である帯金式甲冑など各種鉄製品、および新来の技術で製作され日本陶磁の源流となる初期須恵器を中心に展示します。

 『地方豪族の台頭―倭風化の進展―』の画像 
考古展示室  2021年11月30日(火) ~ 2022年6月5日(日)

古墳時代後期は群集墳が増加し、古墳を築造できる階層が大幅に拡大したことがうかがわれます。馬具や装飾大刀などを中心に、金銅などの金属工芸の発達やデザインの日本列島(倭風)化が展開します。また、追葬が可能な横穴式石室も普及して、須恵器を用いた葬送儀礼に転換していきます。ここでは、横穴式石室から出土した須恵器をまとめて展示し、葬送儀礼の実態に迫ります。

 『終末期の古墳―古代東アジア文化の浸透―』の画像 
考古展示室  2021年11月30日(火) ~ 2022年6月5日(日)

古墳時代終末期は前方後円墳の終焉後、畿内地方に集中する横口式石槨墳を中心に、寺院建築等の影響を受けた特異な古墳が発達します。ここでは大阪府塚廻古墳出土を中心に、古代東アジア文化の受容と他界観の急速な変容を示すと同時に、X線CT分析で鉄鏡の詳細な構造や文様が判明した奈良県松山古墳にも光を当てます。あわせて吉備地方に展開した独特な陶棺も展示し、この時期の多様な文化を紹介します。

 『律令国家の幕開け』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

仏教との関わりから律令国家の幕開けを概観します。6世紀半ばにわが国に伝来した仏教は律令社会や文化に大きな影響を与えたといえます。そのひとつに、天皇家や有力豪族に広まった火葬の風習があり、当館所蔵の火葬墓出土品を通じて葬制の変化を解説します。特に中国からもたらされた唐三彩は、支配者階級にもてはやされ、骨蔵器や什器に用いられたことが出土品から分かります。ここでは、唐三彩を模倣した日本の三彩陶器を紹介します。 一方、6世紀終わりに伝来した瓦は、当初主に寺院に葺かれていましたが、藤原京の造営以降、宮廷や役所にも用いられるようになり、やがて聖武天皇の国分寺と国分尼寺建立の詔によって、全国に生産が展開しました。ここでは伝来当初の初期寺院出瓦から各国の国分寺出土瓦まで、その変遷を分かりやすく辿ることができるよう展示します。

 『祈りのかたち―山岳信仰と末法思想―』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

奈良時代の終わりから平安時代にかけて、山林で修行する僧によって広められた山岳信仰は、わが国の古代社会において独自の発展を遂げた信仰形態のひとつであり、やがて修験道へと展開していきます。本展示では、山岳信仰の代表的な霊場として著名な奈良県大峯山頂や栃木県日光男体山の山頂の出土品を展示し、山岳信仰で用いられた品の種類や使われ方など紹介します。

 『中世のあの世とこの世』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

鎌倉時代から室町時代の武家の社会や文化を「この世」と「あの世」という2つのまとまりから概観します。「この世」では出土した輸入陶磁器や国産陶磁器の扱われ方を通じて武家社会の威信財に着目し、「あの世」では前半で骨蔵器に用いられた国内外の陶磁器を、後半で武家の供養碑である板碑を展示して、当時の葬制や他界観を紹介します。特に板碑の展示においては、当時を復元するよう展示し、板碑に刻まれた銘文から当時の葬制や造立された社会背景などを解説します。

 『江戸から掘り出されたモノ』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

江戸時代、アジアでも有数の巨大都市に発展した江戸は、将軍の政務や居住の場である江戸城を中心に、大名や旗本、御家人などが居住する武家屋敷のほか、寺社、町屋、宿場町などが区割りされた複合都市だったといえます。本展示では、江戸の藩邸跡(大名屋敷跡)から出土した家紋入りの瓦、江戸城出土とされる鎮壇具と関連資料、さらに上野出土の市井の品々など、江戸から掘り出されたモノを紹介します。また江戸時代の通貨である金貨、銀貨、銅貨(銭)を展示し、江戸時代に流通した貨幣を解説します。

1階 日本の考古(テーマ展示)

 『縄文時代の祈りの道具・土偶』の画像 
考古展示室  2021年9月7日(火) ~ 2022年2月27日(日)

縄文時代の祈りの道具の代表として土偶があります。土偶の多くは妊娠した女性を表わした例が多く、子孫繁栄や豊饒を祈るために作られたと考えられています。また土偶とともに用いられた祈りの道具として土面や土版に加え、動物や植物などをかたどった土製品があります。このような土製品は縄文時代の人びとの精神世界を解明する手がかりとして重要なものです。

 『縄文時代の暮らしの道具』の画像 
考古展示室  2021年9月7日(火) ~ 2022年2月27日(日)

縄文時代になると食料獲得のために採集・漁撈・狩猟が活発に行われ、そのためのさまざまな道具が用いられました。代表的な石器としては、狩猟具である石鏃、木工具である磨製石斧や土掘り具である打製石斧に加えて、粉食具である石皿や磨石などがあります。また、骨や角で作られた鏃・銛頭・ヤス状突刺具・釣針などの漁撈具の発達も見られました。

 『縄文時代の装身具と祈りの道具』の画像 
考古展示室  2021年9月7日(火) ~ 2022年2月27日(日)

縄文時代の人びとは、動物の骨や角、粘土や石など素材の特性を活かしてさまざまな装身具を作り身に着けました。これらの装身具は他者との違いを表わしたり、同じ集団であることを示す役割を果たし、ときに邪悪なものから身を守る役割も担いました。土偶などとともに縄文時代の代表的な祈りの道具として、石棒があります。石棒のような石で作られた儀礼の道具には、石刀や石剣に加え、独鈷石や御物石器などがあります。

 『弥生時代の暮らしの道具』の画像 
考古展示室  2021年9月7日(火) ~ 2022年2月27日(日)

弥生時代になると中国や朝鮮半島から稲作とともに、新たな道具作りの技術が伝来します。その代表例が、穂積具である石庖丁、木製農耕具を作るために用いられた太型蛤刃石斧・柱状片刃石斧・扁平片刃石斧などです。のちにこれらの道具の一部は鉄器で作られるようになり、生産活動は向上し、人びとの生活や社会を大きく変化させました。

 『弥生時代の装身具と祭りの道具』の画像 
考古展示室  2021年9月7日(火) ~ 2022年2月27日(日)

弥生時代になると縄文時代以来の動物の骨や角そして石などで作られた装身具に加えて、青銅製の指輪や釧、ガラス製の勾玉や管玉、小玉や釧などの装身具が登場します。ガラス製の装身具の製作技術は、金属器の鋳造技術が基盤となりました。また青銅製の武器を模した磨製石剣や磨製石戈が新たに作られ、占いに用いた卜骨も発見されています。

 『弥生時代の祭りの道具―銅矛、銅剣、銅戈と銅鐸―』の画像 
考古展示室  2021年9月7日(火) ~ 2022年2月27日(日)

弥生時代になると、まず朝鮮半島から北部九州へ青銅器や鉄器が伝えられ、前期末から中期初頭にはその生産がはじまり、ほどなく瀬戸内をへて近畿地方へも広がりをみせます。弥生時代前期(前4~前3世紀頃)に北部九州に出現した銅剣・銅矛・銅戈の青銅製の武器は、当初は朝鮮半島から伝来した細形の実用品でしたが、まもなく日本でも作られるようになり国産化が進みました。やがて大型で偏平な祭祀のための道具へと変化していきます。銅鐸は、ほとんどが近畿地方で発見されています。その起源は中国の銅鈴や朝鮮半島の小銅鐸にたどることができるといわれていますが、当初から銅鈴や小銅鐸よりも大きく、表面を文様で飾るなど日本独自の特徴をもっています。20cm前後の大きさの「かね」として誕生した銅鐸は、徐々に大型化し、音を奏でることのない極めて装飾的なものへと変化します。これらの祭器は豊作や集落の繁栄を祈るために使われたものと考えられています。

 『続縄文文化―縄文時代後の北海道―』の画像 
考古展示室  2021年9月7日(火) ~ 2022年2月27日(日)

寒冷な気候のために水田稲作が定着しなかった北海道では、本州・四国・九州が弥生時代や古墳時代に入ったのちも、漁撈・狩猟・採集を中心とする暮らしが続いていました。これを続縄文時代と呼んでいます。続縄文時代には両刃や片刃の磨製石斧の他に、海獣などの狩猟や解体に用いた石銛や石製ナイフなど多種多様な石器が用いられました。また、続縄文文化に特徴的な石器としては魚形石器があり、これは疑似餌として使われたと考えられています。土器は、縄文時代に引き続き豊かな装飾をもつものが作られました。

 『須恵器の展開』の画像 
考古展示室  2021年12月7日(火) ~ 2022年6月12日(日)

古墳時代中期(5世紀)に朝鮮半島から新しい窯業技術が伝えられ、日本列島で須恵器生産が始まりました。技術のみならず、その器形にも朝鮮半島の陶質土器に共通する特徴がみられ、須恵器の生産開始以後も、朝鮮半島との関係がうかがわれる須恵器がみられます。一方、日本列島での生産が各地で展開する中で、日本列島の独自の特徴も現れてきます。ここでは須恵器の登場から奈良時代までの須恵器を展示し、技術と交流の歴史と、造形の多様性を紹介します。

 『紀年銘鏡と伝世鏡』の画像 
考古展示室  2021年12月7日(火) ~ 2022年6月12日(日)

弥生時代から古墳時代における暦年代研究の出発点となった紀年銘鏡と、古墳時代社会の特質を窺わせるいわゆる伝世論の根拠となった中国製古墳出土鏡を比較し、日本考古学における実年代論の基準資料を展示します。

 『玉生産の展開』の画像 
考古展示室  2021年12月7日(火) ~ 2022年6月12日(日)

古墳時代装身具の代表である玉類には硬玉(ヒスイ)をはじめ、碧玉・水晶・瑪瑙・滑石・ガラス製など様々な材質があります。ここでは4~5世紀の玉を中心に、勾玉・管玉・小玉・棗玉で石材や種類の豊富さを展示します。

 『古墳発見の石製模造品』の画像 
考古展示室  2021年12月7日(火) ~ 2022年6月12日(日)

古墳時代の石製品のうち、4世紀半ばごろから滑石など軟質の石材を用い、さまざまな器物を実用ではなく副葬するために小型に模造するものが現れるようになります。これらを鍬形石など4世紀までの精巧な碧玉等の製品とは区別して、特に石製模造品と呼びます。この石製模造品の研究のきっかけとなったのが、当館で黎明期の日本考古学をリードした高橋健自(たかはしけんじ)です。この展示では記念碑的な著作である『古墳發見石製模造器具の研究』(帝室博物館學報 第1冊、1919年)に掲載された石製模造品を中心に、古墳時代の道具や生活を浮かび上がらせます。

 『中期古墳のイメージ』の画像 
考古展示室  2021年12月7日(火) ~ 2022年6月12日(日)

古墳時代の文化のイメージは、古墳から出土した副葬品から形作られています。最初は、前・後の2期区分しかなかった古墳文化に、中期が提唱されたのは、当館のコレクションに基づいていました。その後、数多くの論争を経て、現在では古墳文化の中期(中期古墳)のイメージがほぼ固まっています。本展示の前半では、鏡から鉄製武具へと前期から中期へ移行するイメージを、後半では中期古墳の指標とされてきた松林山古墳出土品を展示します。近年の研究で松林山(しょうりんざん)古墳と大墓古墳出土の短甲が混同していることがわかり、中期古墳のはじまりに再検討が迫られています。
 

 『王の装い』の画像 
考古展示室  2021年12月7日(火) ~ 2022年6月12日(日)

古墳時代は大陸文化の流入によって服飾文化が、大きく変革した時代です。特に倭の五王などの活躍によって対外交流が活発化すると、朝鮮半島からの渡来人がもたらした新技術による加工を背景に金属製の服飾具が多数作られるようになりました。そして王から農民にいたるまでの、金属で作られた履や耳飾の着用は日本の服飾史の中でも特異な位置を占めます。この展示では、古墳時代中~後期(5~6世紀)に大きく変化する服飾具に光を当て、東アジア世界に参入する倭人の首長たちの姿を浮かび上がらせます。

 『古墳文化の地域色』の画像 
考古展示室  2021年12月7日(火) ~ 2022年6月12日(日)

古墳時代中期には、滑石により作られた器物が多く登場します。特に古墳の被葬者が永遠の眠りについた石枕は現在の茨城県や千葉県を中心とする東日本に多く見られます。ここでは典型的な石枕を、その付属部品である立花とともに展示します。

 『古墳時代の海民』の画像 
考古展示室  2021年12月7日(火) ~ 2022年6月12日(日)

古墳時代には海上交通を生業とする海民による交流も盛んに行われました。特に関東南岸は東北から関東に至る親潮ルート、近畿から東海を経て関東に至る黒潮ルートの結節点となることから豊富な内容をもつ遺跡が点在します。ここでは古墳時代の海民研究の端緒となった、三浦半島沿岸に所在する洞穴遺跡の出土品を中心に展示します。

 『新沢千塚126号墳―金銀の装身具と渡来文化―』の画像 
考古展示室  2021年12月7日(火) ~ 2022年6月12日(日)

奈良県新沢千塚126号墳出土品は、古墳時代中期(5世紀)における日本列島への舶載品が多数出土したことで知られています。ここでは、朝鮮半島由来の金製や銀製の装身具をはじめ、西アジア起源のガラス碗を中心に展示を構成し、5世紀における文物の交流を紹介します。

 『銘文大刀と古墳時代の社会』の画像 
考古展示室  2021年12月7日(火) ~ 2022年6月12日(日)

熊本県江田船山古墳出土の銀象嵌銘大刀は5世紀の長大な銘文と鳥・魚・馬形文様を施した大刀で、当時の政治・社会や世界観を伝える文字資料として、日本古代史上の第一級史料(資料)です。独立した展示空間と専用ケースで、銘文・文様の観察と理解を助ける各種解説パネルとともに展示します。あわせて、九州の古墳文化の独自色を示す石人を展示します。

 『江田船山古墳―先進文化の受容―』の画像 
考古展示室  2021年12月7日(火) ~ 2022年6月12日(日)

熊本県江田船山古墳出土品はさまざまな朝鮮半島伝来品が多数含まれる一方、日本列島独自の武装具などが含まれ、被葬者の幅広い交流をうかがうことができます。今回は、日本列島の金属製装身具着用の風習の先駆けである金・銀・金銅製装身具や舶載鏡・馬具をはじめ、武器・武具、国産鏡、初期須恵器などを展示します。あわせて関連した鉄製甲冑や、冠等の装身具についても展示し、古墳時代中期後半以降の在地首長層の勢力伸長を紹介します。なかでも、近い時期の石川県狐山古墳の武具・帯金具にスポットを当てます。

 『形象埴輪の展開』の画像 
考古展示室  2021年12月21日(火) ~ 2022年6月19日(日)

6世紀になると、人物埴輪や動物埴輪が盛行します。狩猟場面を表した動物埴輪群をはじめとして、多様な所作をする人物埴輪を中心に、物語を構成するかのように埴輪が古墳に並べられます。今回は、武人、農夫、巫女など、さまざまな人物埴輪を中心に展示します。

 『埴輪と古墳祭祀』の画像 
考古展示室  2021年12月21日(火) ~ 2022年6月19日(日)

古墳の成立とともに出現した埴輪は、前方後円墳の終焉まで製作が続けられ、葬送儀礼において重要な役割を果たしたと考えられます。ここでは5世紀における埴輪群の中心である家形埴輪と、代表的な器財埴輪・円筒埴輪・木製埴輪を展示します。今回は西都原古墳群出土の埴輪船と、赤堀茶臼山古墳の埴輪を中心に展示します。

 『古代の貨幣』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

わが国最初の貨幣である富本銭をはじめ、和同開珎や皇朝十二銭など、わが国の貨幣史に欠かせない資料の展示を通じて、律令国家における貨幣のあり方を分かりやすく解説します。

 『古代の墓誌』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

古代の畿内の貴族を中心に普及した火葬墓に納められた墓誌を展示し、墓誌に刻まれた故人の姓名や没年月日、生前の事蹟がどのように記録されているかを展示します。

 『塼と塼仏』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

古代寺院における空間装飾を概観します。飛鳥時代から奈良時代の寺院の床や壁材に使用された塼や塼仏などの出土品を中心に展示し、伝来初期の仏教のあり方を紹介します。

 『古代寺院の文字瓦』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

古代寺院の瓦には文字を記したものがあり、この中には失われた寺名、瓦職人の名から作り手による手習いや落書の類まで含まれ、貴重な歴史資料となっています。ここでは、下野国分寺、下野薬師寺、武蔵国分寺、大野土塔の出土品を展示します。

 『経塚―56億7000万年のタイムカプセル―』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

末法思想の影響の下で平安時代に造営されるようになった経塚は、古代、中世、近世と大きく3つの画期があります。特に末法思想が色濃く反映された古代の経塚からは、経典を保護する経筒やその外容器をはじめ、副納された当時の工芸品がさながらタイムカプセルのように埋納されています。本展示では、前半部分で各期の典型的な経塚出土資料を展示し、後半部分においては、さまざまな素材で作られた経筒の外容器に焦点を当てます。

 『経塚に埋納された経典-瓦経・滑石経・銅板経-』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

経塚に埋納された経典には、経筒に紙本経が納められることが一般的であったものの、紙本経以外にも土製や石製、金属製などさまざまな種類があります。本展示では銅板経、瓦経、滑石経を展示し、材質や記された経典内容等の比較を通じて紙本経と比較し、その違いを紹介します。

 『古代・中世の武器と戦(いくさ)』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

金属製の古代・中世の武器は、伝世品を除けば今日まで伝えられている事例が少なく、発掘で出土した事例は貴重な存在です。一方、経塚からは納められた経典を守護する目的で供えられたと考えられる武器や武具が出土することがあり、当時の武装を知る手掛かりとなっています。ここでは、経塚出土の武器を通じて古代・中世の武器を紹介するとともに、併せて文永の役( 1274年)、弘安の役(1281年)と相次いだ、蒙古襲来の際に元軍が使用した“てつはう”を展示し、当時の武器を比較します。

 『江戸の玩具―面打・土人形―』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

江戸時代を代表する玩具に土製の面子、面打があります。円形に文字や家紋が施されたものや人物や動植物を模した例が多く、型を用いて大量生産されたと考えられます。一方、江戸時代の遺跡から出土する土製の人形は、型の内側が空洞になっている中空、空洞になっていない中実に大きく分けられます。土人形は呪術や信仰、縁起物、節句物などを含む当時の流行や風俗を反映させており、江戸文化を知る上で重要であるといえます。ここでは、面子や面打と呼ばれる玩具や、土人形の展示を通じて、江戸市井の暮らしを紹介します。

 『掘り出された江戸の金貨』の画像 
考古展示室  2021年9月22日(水) ~ 2022年3月21日(月)

江戸時代の貨幣が秘匿、埋納されたまま現代に発見された例が、これまでいくつか認められています。当館が所蔵する中央区銀座6丁目出土や伊豆大島出土の小判や一分金もそうした数少ない事例のひとつです。 ここでは特に鋳造時期によって金の含有量が異なる江戸時代の貨幣の特徴を、出土した慶長、正徳、享保等を通じてわかりやすく解説します。

1階

 『特別企画 沖縄県立博物館・美術館 琉球王国文化遺産集積・再興事業 巡回展 「手わざ -琉球王国の文化-」』の画像 
企画展示室  2022年1月15日(土) ~ 2022年3月13日(日)

かつて沖縄は琉球王国であり独自の文化と歴史を有していました。本展は、その琉球王国に伝わる卓越した技術でつくられた、模造復元品をご紹介します。
沖縄復帰50年を迎える令和4年(2022)、王国文化とそれを守り伝えてきた人々の努力に、思いを馳せてご覧ください。

2階 特別展

 『特別展「ポンペイ」』の画像 
特別展示室  2022年1月14日(金) ~ 2022年4月3日(日)

紀元後79年、イタリアのナポリ近郊のヴェスヴィオ山で大規模な噴火が発生、ローマ帝国の都市ポンペイが火山噴出物に飲み込まれました。埋没したポンペイの発掘は18世紀に始まり、現在まで続いています。
本展覧会では、壁画、彫像、工芸品の傑作から、食器、調理具といった日用品にいたる発掘品を展示。2000年前の都市社会と豊かな市民生活をよみがえらせます。
また、ポンペイ出土の膨大な遺物を収蔵するナポリ国立考古学博物館の全面的協力のもと、まさに「ポンペイ展の決定版」とも言える貴重な機会となります。

3月25日(金)~3月31日(木)、4月3日(日)は18時まで、4月1日(金)、4月2日(土)は20時まで、開館時間を延長いたします。