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過去のシンポジウム

国際シンポジウム 展示室で語る「日本美術」

 

※チラシのPDFはこちら

 

人・モノ・情報が地球規模で行き交うようになり、ミュージアムを訪れる人たちもさまざまです。その多様なバックグラウンドを持つ人たちが、展示室で出会う「日本美術」は、今、どのように受け取られているのでしょうか。「日本」が指し示している枠組みも大きく揺さぶられている現在、日本美術についても、以前のように固有のイメージで語られることは少なくなってきました。その多様な内容を要約して、日本美術の本質に迫ろうとすることは容易ではありません。「モノ」を通じた「歴史」と現代との対話を真摯に紡いでゆく場がミュージアムです。
ミュージアムの学芸員は、自らの文化や環境に基づいて「日本美術」の展示を作り、さまざまな来館者と向き合っています。展示を作る側も見る側も、それぞれが思い描く「日本美術」があり、そこに唯一の正解はありません。
この国際シンポジウムは、多様な視点に立って見た「日本美術」を語り合い、それぞれの立場で意見交換し、互いに認め合う場にしたいと考えます。この機会が、「日本美術」の多彩な価値を共有し、共に理解し合うためのきっかけとなりましたら幸いです。

 

 

プログラム


10:00 開始

10:15 基調講演

 吉田憲司(国立民族学博物館長)

11:15 発表 ※途中休憩あり

 フランク・フェルテンス(フリーア美術館)
 スティーブン・サレル(ホノルル美術館)
 カーン・トリン(リートベルグ美術館)
 松嶋雅人(東京国立博物館)
 ※発表者と順序は予告なしに変更になることがあります。

15:45 パネルディスカッション

 モデレーター :鬼頭 智美(東京国立博物館)

17:20 終了

 

日程
2020年2月1日(土)
時間
10:00-17:20(9:30受付開始)
会場
平成館-大講堂
参加費
無料<事前申込制>定員300名 同時通訳付き
申込方法
ページ右下の申込フォームでお申込ください。
申込締切
2019年12月27日(金)
主催
ミュージアム日本美術専門家連携・交流事業実行委員会2019
お問合せ
電話番号:03‐3822-1111(代表)
E-mail:curatorialexchange_tnm★nich.go.jp
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