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過去のイベント

アジアの伝統音楽 古筝と馬頭琴の演奏 

美術とイベントでアジアを楽しむ!「博物館でアジアの旅」に関連して、アジアの伝統音楽「古筝」と「馬頭琴」の演奏を行います。数々の仏像を背景に奏でられる伝統的な旋律をお楽しみください。

 古筝(写真左)は中国の代表的な撥弦楽器で、右手の指にはめた義爪で弦を弾いて演奏します。
馬頭琴(写真右)はモンゴルを代表する民族楽器です。モンゴル語では「モリン・ホール」といいます。 馬頭琴は、バイオリンやチェロ、あるいは胡弓といった楽器と同じように弓を使って演奏します。そのため馬頭琴は「草原のチェロ」と形容されることもあります。

 

日程
2016年10月9日(日)
時間
13:30~、15:00~(各30分程度)
会場
東洋館-1室
出演
伍 芳(ウー・ファン):古筝
中国・上海生まれ。9歳より中国古筝の第一人者、王昌元氏より手ほどきを受ける。その後、中国で最も難関といわれる上海音楽学校に入学。古筝を中心にピアノや音楽の基礎理論などを幅広く学ぶ。1990年7月同校を首席で卒業し、来日。
1996年9月に東芝EMIよりデビュ-。日本における現在の中国楽器ブ-ムの先駆けとなる。南こうせつ、東儀秀樹、溝口肇など数々のア-ティストと共演。「トップランナー」「徹子の部屋」など多数のテレビラジオ番組に出演のほか、朗読、狂言、人形浄瑠璃文楽、和太鼓とのコラボレーション、皇太子様、雅子様への御前演奏等々、意欲的な演奏活動を行っている。さだまさし原作の映画「精霊流し」の音楽にも参加。グラミー賞を受賞したサックス奏者、KENNY G のジャパンツアー全公演にゲストとして呼ばれる。
近年、教育活動にも積極的に取り組み、古筝教室を開き古筝の普及にも努めている。2010年上海万博においては、オリジナル曲を中心とした音楽劇「彩虹橋」で公演を行い、故郷である上海で自身の音楽活動にエポックを画するようなイベントとなる。
また、2011年4月~2015年9月ABCラジオ「伍芳(ウー・ファン)のふらっと♪阪神沿線」でパーソナリティを務める。2015年1月14日震災復興への祈りをこめたオリジナル曲「あのひとともに」を発表。2015年4月15日に通算11枚目のアルバム「My Favorite Movies」を発売。同年11月神戸市文化奨励賞を受賞。2016年4月よりFMCOCOLO毎週月~金AM5:53~5:58「中国国家観光局 ウー・ファンといっしょに中国へ」のナビゲーターを務める。中国の古典、現代曲だけにとどまらず、様々なジャンルに挑戦する一方で、他のア-ティストへの楽曲提供など、作曲活動にも力を注ぐ。
Official Website http://wu-fang.com/ 
https://www.facebook.com/WuFangOfficial

Yilana(イラナ):馬頭琴
1987年2月1日生まれ。内モンゴル東北に広がるホルチン地方の出身。幼少時代を遊牧民と共に暮らし、6歳で馬頭琴を習い始める。啓蒙先生は馬頭琴の巨匠エルデンダライ氏。
「蘭州青少年音楽コンクール」で優勝するなど頭角を現す。
小学校卒業とともに、単身内モンゴルの首都フフホトに移り、名門「内モンゴル芸術大学中等部」に入学。馬頭琴の巨匠・ダルマ氏に師事。
2004年2月に、アジアの女性アーティストを集めたCDアルバム「ASIAN MUSE亜細亜的女神」(東芝EMI)に参加。同年9月からは日本に拠点を置き活動を始める。2005年4月、コロムビアミュージックエンタテインメントよりアルバム「美麗的大草原」を発売し、オリジナルCDデビューを果たす。2007年7月には内モンゴル、日本以外での活動を開始。2012年リトル・チャロ東北編テーマソング「わすれない」インストゥルメンタルや映
画皮 あやかしの恋Ⅱ」の馬頭琴を担当。世界無形文化財に認定されたモンゴル族の伝統歌唱である長唄・オルティンドーの歌手としても活躍。
料金
無料 (ただし入館料は必要です)
お問合せ
TEL:03-3822-1111(代表) 総務課 渉外開発担当