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過去の親と子のギャラリー

親と子のギャラリー「まるごと体験!日本の文化」

親と子のギャラリー「まるごと体験!日本の文化」 メインビジュアル

親と子のギャラリー「まるごと体験!日本の文化」 メインビジュアル

きもの、サムライ、浮世絵…「日本の文化」といって思い浮かぶものは、いろいろあります。子どもも大人も楽しめる体験型展示、親と子のギャラリーの今回のテーマは「日本の文化」。当館のコレクションの中から「浮世絵」「うるし」「きもの」「よろい」をとりあげ、デジタルコンテンツやぬりえなど、まるごと体験ができる参加型のコーナーにしました。
各コンテンツの体験により、日本の美術や文化をより深く楽しむことができます。

開催期間
2021年1月19日(火)~2月28日(日)
開催場所
本館1階 特別4室

※本展はデジタルコンテンツや複製品を用いた体験型展示です。体験のモチーフとなっている作品は展示していません。

※会場内では消毒等、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底して行います。

※「よろい」コーナーは1月19日(火)~2月7日(日) 、「きもの」コーナーは2月9日(火)~2月28日(日)に実施します。

※本ページ下部より会場で配布しているワークシートのPDF版をダウンロードしていただけます。
ワークシートダウンロードに移動

浮世絵

開催期間
2021年1月19日(火)~2月28日(日)

江戸時代(17~19世紀)の人びとの姿や世の中の様子を描いた浮世絵。会場では、複製品の展示を通し、版を重ねて多色摺りの浮世絵版画ができるまでの工程を紹介します。また、スタンプを重ねて浮世絵版画のしくみを体験することができます。

多色摺り浮世絵版画の現代につくられた複製品(制作:公益財団法人 アダチ伝統木版画技術保存財団)
(原作品:重要文化財 三代目大谷鬼次の江戸兵衛 東洲斎写楽筆 江戸時代・寛政6年(1794))

多色摺り浮世絵版画 見本1「主版」

1.

最初は絵の輪郭です。これを主版(おもはん)といいます。

多色摺り浮世絵版画 見本2「きものの縞」

2.

きものは黄色い地に茶色い縞を重ねます。

多色摺り浮世絵版画 見本3「背景(雲母摺り)」

3.

背景は「雲母(うんも)」をのせた雲母摺(きらず)りでメタリックに表現されます。

多色摺り浮世絵版画 見本4 完成図

4.

完成
 

 

※ここでは工程を省略して紹介しています。

うるし

開催期間
2021年1月19日(火)~2月28日(日)

「ウルシノキ」の樹液を、器の表面に塗り重ね飾ったものを漆工芸(うるしこうげい)とよびます。この樹液に色をつけたり、漆を接着剤のように使い金属の粉を蒔きつけたり(蒔絵(まきえ))、金属や貝殻の薄い板を貼りつけたり(螺鈿(らでん))と、さまざまなテクニックで文様を表します。会場のタッチ端末では、漆工芸に用いられるテクニックを学びながら、尾形光琳の代表作である国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱(やつはしまきえらでんすずりばこ)」を題材としたオリジナルの漆の箱をデザインできます。

題材となった「国宝 八橋蒔絵螺鈿硯箱(尾形光琳作 江戸時代・18世紀)」画像

「国宝 八橋蒔絵螺鈿硯箱(尾形光琳作 江戸時代・18世紀)」を題材にしています。
※期間中、本作品の展示予定はありません
 

端末をタッチしてオリジナルの漆の箱をデザインしている様子

端末をタッチしてオリジナルの漆の箱をデザインできます。
(コンテンツ制作:TNYU Inc.)

体験コーナー(イメージ図)

体験コーナー(イメージ図)

デザインしたオリジナルの漆の箱は、ペーパークラフトの型紙データとして、会場でお手持ちの携帯端末等にダウンロードできます。
ダウンロードしたデータはご自宅で印刷し、組み立ててお楽しみください。
※土日祝日は会場で型紙データの印刷サービスを実施します。

つくりかたは、下記の動画やPDFをご参照ください。
※図柄はご自身でデザインしたものになります。

八橋蒔絵螺鈿硯箱(やつはしまきえらでんすずりばこ)
ペーパークラフトのつくりかた

 

よろい

開催期間
2021年1月19日(火)~2月7日(日)

日本のよろいは、武士が合戦の時に着て身を守るだけではなく、自分の活躍をアピールするために、力強く、そして美しくつくられています。このコーナーでは、よろいの構造がわかる着付け動画をご覧いただけます。また、現代につくられたよろいの展示により、伝統的な技法を間近でじっくり観察できます。
※会場ではよろいの着付け体験はできません。

榊原康政をイメージした甲冑 図版

榊原康政をイメージした甲冑
(制作:甲冑工房丸武、原作品:重要文化財 黒糸威二枚胴具足 榊原康政所用 江戸時代・17世紀)
 

真田幸村をイメージした甲冑 図版

真田幸村をイメージした甲冑
(制作:甲冑工房丸武)

 

日本のよろい、そのしくみ

日本のよろいは武士の身を守る武具であると同時に、さまざまな材料と技術をあつめた芸術品です。丈夫でうごきやすいだけでなく、戦場で活躍をアピールするために力強い美しさや目立つことも求められました。
よろいの仕組みに注目して、実際によろいやかぶとを身につけるところを見てみましょう。

 

きもの

開催期間
2021年2月9日(火)~2月28日(日)

日本の民族衣装として知られるきもの。江戸時代のはじめ(17世紀)には、雛形(ひいながた)と呼ばれる、きもののファッション雑誌が読まれていました。このコーナーでは雛形をモチーフにしたぬりえに思い思いの色をぬって、細かいもようやデザインの工夫を楽しめます。

雛形のぬりえ イメージ図

雛形のぬりえ

 

 

 
 
日本博ロゴ 文化庁ロゴ
令和2年度日本博主催・共催型プロジェクト

日程
2021年1月19日(火) ~ 2021年2月28日(日)  
時間
9:30~17:00
※入館は閉館30分前まで。体験受付は閉館15分前まで。
 
※政府から緊急事態宣言が出されたため、当面の間、夜間開館を中止いたします。
休館日
月曜日
観覧料
一般1,000円/大学生500円 (総合文化展観覧料でご覧いただけます。)

※当館では事前予約制(日時指定券)を導入しています。入館にあたって、すべてのお客様はオンラインでの日時指定券の予約が必要です。

※特別展「日本のたてもの―自然素材を活かす伝統の技と知恵」(12月24日(木)~2021年2月21日(日))は別途事前予約(日時指定券)および観覧料が必要です。

※特別展観覧料で、特別展ご観覧の当日に限り本展を含む総合文化展もご覧いただけます。その場合、本展を含む総合文化展の事前予約の必要はございません。

※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。

※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。

※会期・開館日・開館時間・展示作品・展示期間等については、今後の諸事情により変更する場合がありますので、当館ウェブサイト等でご確認ください。

主催
東京国立博物館、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
お問合せ
050-5541-8600(ハローダイヤル)