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過去のコンサート

東京・春・音楽祭 ―東京のオペラの森2016―
ミュージアム・コンサート 東博でバッハ vol.28 キム・カシュカシャン(ヴィオラ)

東京の春の訪れを音楽とともに祝う音楽祭。
2009年にスタートしたシリーズ、「ミュージアム・コンサート 東博でバッハ」をお届けします。
東京国立博物館で春の喜びを!!

詳細・お申込みは、東京・春・音楽祭のホームページをご覧ください。

 

 

出演者プロフィール

 
戸田弥生
© Steve Riskind
キム・カシュカシャン

グラミー賞受賞(2011年)、Peabody Medal 授与(2014年)、個性と実力が光る世界的ヴィオラ奏者。2012年クルターク/リゲティのソロアルバムでグラミー賞(Best Classical Instrumental Solo Album)を受賞したキム・カシュカシアンのヴィオラの音色は格別だ。アルメニア人の両親のもとにミシガン州で生まれ、ボルティモア音楽院ではカレン・タトルと伝説のウォルター・トランプラーに師事。カシュカシアンは、ヴィオラの演奏技術の発展、認知度のアップ、レパートリーの拡大などに献身を続けている。また現代音楽を紹介する奏者として、クルターク、ペンデレツキ、シュニトケ、カンチェリ、ペルトなどの作曲家と恊働し、新しい作品の創出に精力的に活動。さらに、ペーテル・エトヴェシュ、トーマス・ラルヒャー、レーラ・アウエルバッハ、そしてティグラン・マンスーリアンなどに作品を委嘱。 室内楽は、師と仰ぐフェリックス・ガリミアに象徴されるマルボロ音楽祭からの影響を受け、カシュカシアンの音楽人生に欠かせないものであり、ヴェルビエ、ザルツブルク、ロッケンハウス、マルボロ、ラヴィニアなど夏の音楽祭に参加している。さらに、ピアニストのロバート・レヴィーン、打楽器奏者のロビン・スルコフスキーとはデュオを組み長年演奏活動を共にしている。かつてギドン・クレーメル、ダニエル・フィリップス、ヨーヨー・マと弦楽四重奏を演奏したこともある。 独奏者としては、ベルリン、ロンドン、ウィーン、ミラノ、ニューヨーク、クリーヴランドなど世界一流のオーケストラと共演。そして、NYのメトロポリタン美術館、カウフマン・コンサートホール、ボストンのヨルダン・ホールをはじめ、フィラデルフィア、ピッツバーグ、クリーヴランド、フランクフルト、ベルリン、パリ、アテネ、東京など世界の都市でリサイタルを行う。 録音については、ECMレーベルで1985年より多くのCDをリリースしている。ヒンデミットのヴィオラ・ソナタ集、ブラームス作品集、アルゼンチンの歌を特集したCD、シュニトケ、ペンデレツキ、クルターク協奏曲、キース・ジャレットと共演したバッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集など。つい先頃、作曲家・ピアニストのレーラ・アウエルバッハがカシュカシアンのために作曲した作品を自らのピアノ共演で録音した。 後進の指導にも積極的であり、北米ではブルーミントン、インディアナ大学、ドイツではフライブルクとベルリンの音楽大学などで教鞭をとり、現在はボストンに在住しニューイングランド音楽院教授をつとめている。 「Music for Food」という組織の創設メンバーとして、居住する地域で食に瀕する人々を救済するための音楽家による支援活動を行っている。

「Music for Food」公式サイト:musicforfoodboston.org
 
日程
2016年3月26日(土)
時間
19:00開演(18:30開場 )
会場
法隆寺宝物館-エントランス
出演
キム・カシュカシャン(ヴィオラ)
曲目
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(ヴィオラ版)
 第1番 ト長調 BWV1007
 第2番 ニ短調 BWV1008
 第3番 ハ長調 BWV1009
 第4番 変ホ長調 BWV1010
料金
3,600円(全席自由)
主催
東京・春・音楽祭実行委員会
共催
東京国立博物館
お問合せ
東京・春・音楽祭実行委員会:03-5205-6497
チケット
オンライン・チケットサービス
http://www.tokyo-harusai.com/

お電話でのお申込み
東京・春・音楽祭チケットサービス(電話:03-3322-9966)、東京文化会館チケットサービス(電話:03-5685-0650)ほか、各種プレイガイドにて販売

※車椅子席については、東京・春・音楽祭実行委員会(電話:03-5205-6497)までお問い合わせください。
※やむを得ぬ事情により内容に変更が生じる場合がございますが、出演者・曲目変更による払い戻しはいたしませんので、あらかじめご了承願います。
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※お車でのご来館はご遠慮ください。(車椅子ご利用の方は除きます。)