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イベント

高精細複製品によるあたらしい屏風体験
「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」

平家と源氏の戦(いくさ)の場面をドラマティックに描いた「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風(やしまかっせんずびょうぶ)」(原本:イギリス・大英博物館所蔵)を、高精細複製品(こうせいさいふくせいひん)でお楽しみいただく展示です。

屏風は古くから部屋を飾ったり、仕切ったりするために使われてきましたが、現代の私たちの生活からは遠い存在となっています。今回の展示では、ガラスケースなしで、畳に座ってじっくり屏風を眺めるという本来のスタイルで鑑賞いただけます。さらに、当時の灯りを模した照明による演出で、金地屏風ならではの色の変化や細部の表現などをお楽しみください。

 

展示詳細


「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」
「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」 「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」

【部分】鵯越(ひよどりごえ)の逆落とし
【部分】鵯越(ひよどりごえ)の逆落とし

【部分】那須与一(なすのよいち)の扇の的
【部分】那須与一(なすのよいち)の扇の的

 

 

「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」について

原本 江戸時代・17世紀
紙本金地着色 6曲1双 各155.4×373.8 cm
イギリス・大英博物館蔵
複製 2018年制作
和紙に印刷・金箔 6曲1双 各155.4×373.8 cm
独立行政法人国立文化財機構 文化財活用センター蔵

 

≪高精細複製品の制作について≫

この複製品は、オリジナル作品を劣化から守りつつ、多くの方に日本古来の貴重な文化財に親しんでいただくことを目的として、キヤノン株式会社ならびに特定非営利活動法人 京都文化協会が共同で行っている「綴(つづり)プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)で制作され、国立文化財機構 文化財活用センターに寄贈されました。文化財の活用を促進する「文化財活用センター」の事業の成果として展示しています。

 

≪綴プロジェクトについて≫

「綴プロジェクト」は、オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的として、京都文化協会が主催し、キヤノンが共催して推進している社会貢献活動です。キヤノンの入力、画像処理、出力に至る先進のデジタル技術と、京都伝統工芸の匠の技との融合により、屏風や襖絵、絵巻物など古くから日本に伝わる貴重な文化財の高精細な複製品を制作して寄贈しています。2007年からスタートした本プロジェクトでは、海外に渡る以前の所有者などに寄贈する「海外に渡った日本の文化財」と、中学校の教科書に掲載の多い文化財などを対象に、教育現場で生きた教材として活用する「歴史をひもとく文化財」の2つのテーマのもと、毎年文化財を選定しています。

 

 

日程
2018年10月23日(火) ~ 2018年12月2日(日)  
会場
本館-特別4室
時間
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
(ただし、金曜・土曜、10月31日(水)、11月1日(木)は21:00まで開館)
観覧料金
総合文化展観覧料でご覧いただけます
※東京国立博物館・フィラデルフィア美術館交流企画特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」(2018年10月2日(火)~12月9日(日)、平成館 特別展示室第1室・第2室)および特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」(2018年10月2日(火)~12月9日(日)、平成館 特別展示室第3室・第4室)の観覧券でも観覧当日に限りご覧いただけます。(ただし、総合文化展観覧料では特別展はご覧いただけません)
主催
独立行政法人国立文化財機構 文化財活用センター、東京国立博物館
お問合せ
03-5834-2856(文化財活用センター)
文化財活用センターサイト https://bkc.nich.go.jp/