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過去のイベント


博物館でお花見を

「博物館でお花見を」バナー。展示室でも、庭園でも、満開の桜が待っています。

トーハクならではの、
特別なお花見

東京国立博物館は、今年も「博物館でお花見を」と題した春の恒例企画を実施します。

本館の各展示室では、絵画、陶磁器、きものなど、桜をモチーフにした日本美術の優品をお楽しみいただき、本館北側に広がる庭園では、さまざまな種類の本物の桜を堪能いただけます。当館ならではの、特別なお花見をお楽しみください。

 

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本館 桜めぐり

本館の各展示室では、「新吉原櫻之景色」など花見の風景を描いた浮世絵や、うららかな春の風景を描いた「舞楽図屛風」などの絵画、また桜をモチーフにした陶磁器や染織をはじめ、さまざまな工芸作品を展示します。
該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、それを探しながら展示室内の桜をご堪能ください。

主な展示作品

 

(5枚続)
3月7日(火)~4月9日(日)  
  本館10室にて展示
新吉原櫻之景色しんよしわらさくらのけしき
歌川豊国筆 江戸時代・19世紀
吉原では、大門からのびるメインストリート仲の町に、3月3日にあわせて咲くように桜が毎年植え込まれました。
花が雲のように広がる大きな樹の下には山吹を添え、青竹の垣根をめぐらし、花魁たちはそこで妍(けん)を競いました。
(右隻)
2月21日(火)~4月9日(日)  
  本館7室にて展示
舞楽図屛風ぶがくずびょうぶ
狩野永岳筆 江戸時代・19世紀
京都御所の障壁画制作も行った狩野永岳による作品。右隻には春景を背景にした華やかな舞を描き出しています。
3月7日(火)~4月23日(日)  
  本館10室にて展示
小袖こそで 白綸子地花車模様しろりんずじはなぐるまもよう
江戸時代・18世紀
紺と紅の鹿の子絞り(かのこしぼり)と刺繡で、桜・菊・牡丹など四季の花々による花車を表した、元禄期の女性の衣装です。
2月14日(火)~5月7日(日)  
  本館8室にて展示
桜松蒔絵書棚さくらまつまきえしょだな
江戸時代・18世紀
薄肉高蒔絵(うすにくたかまきえ)を主体にして、切金(きりかね)を置き、桜花は金金貝(きんかながい)で表すなど、大変豪華な表現です。
1月17日(火)~4月16日(日)  
  本館13室にて展示
色絵枝垂桜図皿いろえしだれざくらずさら
鍋島 江戸時代・18世紀 米田實氏・千惠子氏寄贈
枝垂桜を描いた鍋島焼(なべしまやき)のお皿です。幹と、垂れ下がる枝を染付で、そこに咲くたくさんの桜の花と蕾を赤い上絵具で表しています。
3月7日(火)~4月23日(日)  
  本館10室にて展示
袱紗ふくさ 萌黄繻子地桜樹孔雀模様もえぎしゅすじおうじゅくじゃくもよう
江戸時代・19世紀
満開の桜の樹のもとに、百鳥の王と称される孔雀を刺繡で表しています。2羽の孔雀は夫婦を表し、結婚の祝いに贈呈されたものかもしれません。
1月17日(火)~4月16日(日)  
  本館13室にて展示
色絵桜川文徳利いろえさくらがわもんとくり
伊万里 江戸時代・17世紀 広田松繁氏寄贈
茶人に特に人気の高い瓢形(ひさごがた)の徳利で、川を流れる桜の花びらを意匠化しています。
3月7日(火)~4月9日(日)  
  本館10室にて展示
桜下馬乗おうかうまの若衆わかしゅ
奥村政信筆 江戸時代・18世紀
桜の下で馬に乗る若衆と、物見窓から若衆をちらちらと見やる女性たちを描いた作品。奥村政信は初期浮世絵を代表する絵師です。

桜イベント

桜イベントは、すべて事前申込不要、参加無料です。(ただし、当日の入館料が必要です。)

ボランティアによるガイドツアー

ボランティアによる「樹木ツアー」「たてもの散歩ツアー」「英語ガイド」は、「博物館でお花見を」の期間中、桜のトピックを加えた特別版になります。「樹木ツアー」は構内の桜や桜にまつわるエピソードを、「たてもの散歩ツアー」は構内のたてものの紹介に加えて、付近の桜についてもお話しします。「英語ガイド」は、たてものや展示室についてのお話を中心に、お花見期間中は構内の桜についても触れる予定です。ガイドツアーの日時等、詳細は当館ウェブサイトでご確認ください。

(注)天候等により、内容は変更になることがあります。

「春らんまん 桜ぬりえ」

桜を表した当館所蔵作品のオリジナルぬりえをお楽しみいただけます。展示室にある作品の色づかいにも注目してみてください。

日時 3月24日(金)、25日(土)
11時00分~15時00分(受付終了14時30分)
3月26日(日)
10時00分~16時30分(受付終了16時00分)
会場 本館19室
  • (注)会場にて随時受付。1名につき1枚配布。なくなり次第終了
ぬりえ体験のイメージ画像

東博句会「花見で一句」

桜咲く庭園や、桜をモチーフにした作品をテーマに、一句詠んでみませんか?
「博物館でお花見を」の期間中、桜の俳句を募集します。詠んだ俳句は、投句ポストに入れてください。
投句ポストは、本館1階ラウンジ、本館1階特別4室となりの階段付近に設置しています。
入選作品は当館ウェブサイトにて発表、入選者には記念品を贈呈します。

投句ポストのイメージ画像

庭園散策について

庭園には、ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど、約10種類もの桜が次々と開花します。池の前にある腰掛石に座って、ゆったりと景色を楽しむお客様もいらっしゃいます。散策のベストシーズンであるこの季節、展示室で見る桜の作品とあわせて、庭園で咲く桜もお楽しみください。

開放時間:
9時30分~16時00分
  • (注)天候や整備作業等により、閉鎖もしくは散策エリアを制限する場合があります。
  • (注)茶室内には入れません。
春の本館北側庭園の様子
日程
2023年3月14日(火) ~ 2023年4月9日(日)  
時間
9時30分~17時00分 (注)入館は閉館の30分前まで
会場
本館
休館日
月曜日
(注)ただし、3月27日(月)は開館
観覧料
一般1,000円、 大学生500円
(注)高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
(注)障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
(注)有料イベント等は別途料金が必要です。



関連事業

  1. お花見ヨガ in 法隆寺宝物館
  2. 法隆寺宝物館-エントランス
    2023年3月29日(水) (1)14時00分~14時30分 / (2)15時00分~15時30分(受付開始は各回15分前を予定)