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過去のイベント

博物館でお花見を

博物館でお花見を メインビジュアル

トーハクの桜 今年も巡ってきました

東京国立博物館は、春の恒例企画「博物館でお花見を」を開催します。本館の各展示室では、絵画や陶磁器など、桜をモチーフにした様々な日本美術の名品に出会うことができます。
美しい作品たちがトーハクの春を彩ります。

※本年は、新型コロナウイルス感染症予防のため、例年会場で開催しているワークショップやギャラリートーク等の関連イベントは見合わせることとなりました。

 

 

本館桜めぐり

本館では、「源氏物語図屛風(絵合・胡蝶)」など桜が描かれた絵画をはじめ、桜に関連した様々な作品を展示します。該当作品のキャプションには桜マークが付いていますので、展示室でお気に入りの桜を見つけてください。

主な展示作品

 

源氏物語図屛風(絵合・胡蝶)(げんじものがたりずびょうぶ(えあわせ・こちょう)作品画像
本館7室 : 3月9日(火)~4月18日(日)
源氏物語図屛風げんじものがたりずびょうぶ絵合えあわせ胡蝶こちょう
狩野〈晴川院〉養信筆 江戸時代・19世紀
『源氏物語』の一場面から。右隻が絵を批評しあう「絵合」、左隻が春の仏事を行う「胡蝶」。鮮やかな色彩や白く輝く桜が美しい、華やかで春らしい作品です。
弘法大師像 作品画像

 

本館3室 : 3月16日(火)~4月25日(日)
弘法大師像こうぼうたいしぞう
鎌倉時代・14世紀
画面中央に描かれた空海像の背後に、満開の桜が咲く山から現れた釈迦如来が描かれています。
雀の発心 作品画像(部分)
本館3室 : 3月16日(火)~4月25日(日)
雀の発心すずめのほっしん
室町時代~安土桃山時代・16世紀 美田悦子氏寄贈
わが子を蛇に食われた雀の小藤太が、出家して諸国をめぐる物語です。
経平大弐家歌合 作品画像(部分)
本館3室 : 3月16日(火)~4月25日(日)
重要文化財
経平大弐家歌合つねひらのだいにけうたあわせ
伝藤原俊忠筆 平安時代・12世紀
応徳3年(1086)に藤原経平家で催された歌合。「春駒」「桜」など10題で競っています。
枝垂桜蒔絵棗 作品画像
本館4室:2月2日(火)~4月25日(日)
枝垂桜蒔絵棗しだれざくらまきえなつめ
江戸時代・17世紀 広田松繁氏寄贈
京都でつくられた量産品の棗。量産品ゆえの素朴な趣が、茶人に高く評価されました。

 

枝垂桜蒔絵棗 作品画像

 

振袖 鶸色縮緬地桜藤菊尾長鳥模様 作品画像

 

本館8室:3月2日(火)~4月25日(日)
振袖ふりそで 鶸色縮緬地桜藤菊尾長鳥模様ひわいろちりめんじさくらふじきくおながどりもよう
江戸時代・19世紀 阿部美代子氏寄贈
小裁の振袖は少女が着用したのでしょう。四季折々の花の折枝をふっくらとした刺繡で表した宮廷好みの意匠です。
一行書 「花開万国春」 作品画像
本館8室:3月9日(火)~4月18日(日)
一行書いちぎょうしょ花開万国春はなひらきてばんこくのはる
池大雅筆 江戸時代・18世紀 久世民榮氏寄贈
江戸中期を代表する文人画家・池大雅が、陽光あふれる春の爛漫さを象徴する句を草書で揮毫したものです。

 

一行書 「花開万国春」 作品画像
桜花図 作品画像

 

本館8室:3月9日(火)~4月18日(日)
桜花図おうかず
広瀬花隠筆 江戸時代・19世紀
桜の品種が増えた江戸時代、もっぱら桜花を描いたことで知られる花隠の佳品です。
唐織 金紅段枝垂桜尾長鳥模様 作品画像
本館9室:3月2日(火)~4月25日(日)
唐織からおり 金紅段枝垂桜尾長鳥模様きんべにだんしだれざくらおながどりもよう
上杉家伝来 江戸時代・18世紀
唐織は能舞台において、主として女性役が表着に着用する衣装です。刺繡のような風合いの縫取織が特徴です。

 

 

小袖 紅綸子地雪持笹桜模様 作品画像
本館10室:3月2日(火)~4月25日(日)
小袖こそで 紅綸子地雪持笹桜模様べにりんずじゆきもちざささくらもよう
江戸時代・17世紀
左袖から右裾にかけて弧を描くように模様を流したデザインは、寛文期(1661~1673)の流行です。
重要美術品 山下京之助のうしろ面 作品画像
本館10室:3月16日(火)~4月11日(日)
重要美術品
山下京之助のうしろ面やましたきょうのすけのうしろめん
一筆斎文調筆 江戸時代・明和6年(1769)
頭の後ろに仮面をつけて前後で二役(僧と狐)を演じるさまを描いた作品です。

 

 

不動明王立像 作品画像
本館11室:2020年12月15日(火)~2021年5月9日(日)
不動明王立像ふどうみょうおうりゅうぞう
平安時代・11世紀 岡野哲策氏寄贈
サクラの木でつくられた珍しい仏像です。立像形式の不動明王としては古い作例である点も貴重です。
比良山蒔絵硯箱 作品画像
本館12室:3月9日(火)~5月30日(日)
重要文化財
比良山蒔絵硯箱ひらさんまきえすずりばこ
塩見政誠作 江戸時代・18世紀
比良山地は山風と桜の名所です。和歌に詠まれた情景を精細な蒔絵に表しています。

 

 

月に桜花図鐔 作品画像
本館13室:3月9日(火)~5月30日(日)
月に桜花図鐔つきにおうかずつば
加納夏雄作 江戸時代~明治時代・19世紀 クインシー・A.ショー氏寄贈
鉄地の黒を闇夜に見立て、月の光で浮かび上がる夜桜を表しています。

 

色絵桜花鷲文大皿 作品画像
本館13室:2月16日(火)~5月9日(日)
色絵桜花鷲文大皿いろえおうかわしもんおおざら
伊万里 江戸時代・18世紀 加瀨礼二氏寄贈
豪華絢爛な大皿です。鷲の羽にいたるまで、金彩がふんだんに使われています。

 

色絵桜花鷲文大皿 作品画像
花下躍鯉 作品画像

 

本館18室:3月16日(火)~5月9日(日)
花下躍鯉かかやくり
飯島光峨筆 明治7年(1874)
ぼんやりとした背景描写とは対照的に桜花と鯉が極めて細かく描き込まれて幻想的な月夜となっています。
 

さくらスタンプラリー

「トーハクなび」でスタンプラリー形式のクイズを開催!

東京国立博物館 公式鑑賞ガイドアプリ「トーハクなび」にて、3月16日(火)~4月11日(日)の「博物館でお花見を」期間限定で、スタンプラリー形式のクイズ「さくらスタンプラリー」を開催します。スタンプラリーは、イベント開催中、アプリ内から参加することができます。

本館展示室内に設定されたスタンプラリーのポイントでは、その展示室にある作品にちなんだクイズが出題されます。すべてのクイズに正解した方は、期間限定でオリジナルのプレゼント画像をダウンロードできます。

トーハクなび、さくらスタンプラリー イメージ画像

*お手持ちのスマートフォンやタブレットなどの端末に「トーハクなび」をダウンロードした後、アプリ内の「スタンプラリー」ボタンより参加できます。

*「さくらスタンプラリー」に参加するには、「トーハクなび」を最新のバージョンにアップデートしてください。

*「さくらスタンプラリー」は日本語のみです。

 
 

東博句会「花見で一句」

今年はオンラインで募集します!

「博物館でお花見を」開催期間中に桜をモチーフにした作品や桜をテーマにした俳句をオンラインで募集します。当館ウェブサイトのフォームより応募できます。入選作品は、当館ウェブサイトで発表し記念品を贈呈します。

(注)応募受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。入選は厳正な審査のうえ、入選者のみに電話またはメールにて結果をご連絡いたします。なお、当館ウェブサイトでの入選作品の発表と、記念品の贈呈は6月頃を予定しております。

 
  • 東博句会に応募
 

庭園開放

本館北側の庭園を開放します。ソメイヨシノをはじめ、約10種類の桜をご覧いただけます。

■開放時間:10:00~16:00

*悪天候により中止する場合がございます。
*茶室内には入れません。

※庭園は2020年12月8日(火)より当面の間、大規模工事のため全面閉鎖しております。「博物館でお花見を」開催期間中も、立入りエリアに制限や変更が生じる場合がございます。最新の情報はこのページでお知らせいたします。

庭園風景
 

基本情報

入館にはオンラインによる事前予約(日時指定券)が必要となります。 入館無料の方や会員の方を含め、入館にあたって、すべてのお客様はオンラインでの日時指定券の予約が必要です。詳細は入館方法のご案内をご確認ください。

日程
2021年3月16日(火) ~ 2021年4月11日(日)  
時間
9:30~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
会場
本館
休館日
月曜日
※ただし、3月29日(月)は開館
観覧料
一般1,000円、 大学生500円
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
※総合文化展の入館日時を事前予約してください。