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過去のコンサート

東京国立博物館 初夏のコンサート
~ピッコロヴァイオリンが歌い・踊る ―バレエ― 2019~ 

初夏のコンサート

東京国立博物館が初夏にお届けするのは、1部に華やかなバレエを取り入れ、2部にグレゴリー・セドフ氏によるピッコロ・ヴァイオリンとヴァイオリンの演奏をユーリー・コジェバートフ氏のピアノ伴奏で楽しんでいただく豪華2部構成のコンサートです。博物館のラウンジで、魅力的なハーモニーをお楽しみください!

チラシのPDFをご覧いただけます。
PDF (672KB)

 
ローソンチケットでの購入は、こちらをご確認ください(ローチケのウェブサイトへ移動します)
 
 

出演者プロフィール

 

ピッコロ・ヴァイオリン、ヴァイオリン:グレゴリー・セドフ

ロシア国家芸術文化発展功労賞受賞 音楽家力ルコフ音楽院(ウクライナ)およびサンク卜・ペテルブルグ国立音楽院修了。1995年、アメリカの著名なヴァイオリン製作者C.M.ハッチンスによるピッコロ(トレブル)・ヴァイオリンに出会い、以来、この新しいアイディア、サウンドの楽器に魅せられ、世界初のピッコロ・ヴァイオリン奏者として活躍する。サンクト・ペテルブルグ・ハッチンス・オクテットのソリストとして、1998年にリリースされた「サンクトペテルグルグ・ハッチンス・オクテット」のCDは、この年のグラミー賞ベストクラシックレコーディング部門、ベストクラシック室内楽演奏部門、ベストクラシック録音技術部門の3部門において、セミファイナルを受賞した。このユニークな楽器のために多くの作品の編曲を行い、中でもバッハの全無伴奏チェロ組曲のトランスクリプションはサンクト・ペテルブルグで出版およびCD録音されている。サンクトペテルブルグで開催された国際コンペティション「VIVATALENT」では、ヴァイオリンとピッコロ・ヴァイオリンの演奏で優勝。また、生徒も優勝したことで、“コンクールに出場する生徒を指導する優秀教師”のディプロマを得ている。同コンペティション、マルチメディア部門でも、ピッコロ・ヴァイオリンの演奏に、自ら曲のイメージを映像化した作品も1位を受賞、同様にウイーン、パリのコンペティション、マルチメディア部門でも1位を受賞。2016年には、東北大震災及び福島原発事故後5年を機に、「福島の為に祈る」をテーマに日本の曲を演奏し、映像を制作したDVD作品が再度オーストリアの国際コンペティション、マルチメディア部門で優勝。2017年3月には、この作品を使った福島復興祈念イベントをサンクトペテルブルグで開催。多くのロシア人の共感を得た。音楽鑑賞教育プログラム開発にも積極的に関わり、ユニークなスクールワークショップにも力を入れている。これまでレニングラード・コンサート・オーケストラの首席奏者、マリインスキー歌劇場オーケストラメンバー等を歴任。ユーリー・テミルカノフの信認篤く、彼とともに、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団に移籍。第一ヴァイオリン奏者。1994年よりサンクトペテルブルグ国立音楽院室内音楽科で教鞭をとり、伝統的なロシア奏法だけでなく、ザハール・ブロン等偉大な音楽家から受けた影響も後進に伝えている。2010年銀座ヤマハホールでのリサイタルには、皇后陛下美智子様がご鑑賞下さった。2011年東京国際大学特命教授に就任。2012,NHKBS1「エル・ムンド」WOWOWザ・プライムショーに出演。2013年日本ツアーでは、次世代演奏家プロジェクトを開催。後進のピッコロヴァイオリン奏者を指導、オーケストラとの共演で指揮者デビューを果たした。
 

ピアノ:ユーリー・コジェバートフ

1957年5月25日ソ連バクー市生まれ。5歳からピアノを学ぶ。1976年サンクトペテルブルグリムスキー・コルサコフ音楽院卒業。1982年モスクワ・グネーシン音楽大学(現在グネーシン記念ロシア音楽アカデミー)卒業。ピアノ専攻、ボリス・ベールリン教授に師事する。1982年~1985年ロシアのヴァイオリン名手で、6つの国際コンクール受賞の経歴を持つベズヴェールホニー・ミハイルと共演。1984年からマリインスキー劇場ピアノ演奏担当。ヨーロッパ、アジア公演に参加。1987年からヴラディーミル・フェドートフ監督のバロック・アンサンブル「Ars Consoni」でチェンバロを担当。1992年クロステルシャンタル(ドイツ)のヴァイオリン国際コンクールにて演奏家賞を受賞。コンサートマスター伴奏者ディプロマ及び演奏指導ディプロマを取得。1995~1997年、台湾のLan Yang Dancers Companyのピアノ伴奏を担当。1998~2001年、台北文化大学、イェンリン市の音楽大学にて教育活動を行う。その間に国際コンクール受賞者4人を育てた。1998~2001年、娘のタチアナ・コジェワートフ(現在タチヤアナ・ヤルヴィ、バイオリニスト)と共に台湾、タイ、ドイツで公演。2001年から日本にて公演活動等を行う。ソプラノ歌手、石田美弥子(リムスキー・コルサコフコンクール受賞者)、胡弓奏者、チャン・フイビン、加藤登紀子等とコラボレーション。1998~2001年、台湾にて台北シンフォニックオーケストラの第一フルート奏者アンデルス・ノーレルと共演。2006年~、日本にて、アンフィニ・スタジオ・オーケストラとモーツァルトのピアノとオーケストラの為の協奏曲の演奏。2006年、ロシア芸術センターの「天使の音色」コンサートにてピッコロ・ヴァイオリン奏者、グリゴリー・セドフと共演。その後も日本でロシア大使館、王子ホール他で毎年グレゴリー・セドフの日本ツアーで共演。2014年より、ミハイロフスキー劇場プリンシパルダンサー、イリーナ・ペレン、マラト・シェミウノフともロシア文化フェスティバルの事業で共演。多くのバレエダンサー、音楽家より信頼を得ている。
 

バレエ:ドランクザン・マリーハナ

3歳より、インターナショナルダンススクールで学ぶ。ウクライナ・ハリコフバレエ子供劇場(2009年~2011年・研修生)サンクトペテルブルク子供バレエ劇場(2012年~2013年・団員)サンクトペテルブルク・クラシカルバレエ劇場(2013年~2014年・団員)サンクトペテルブルク・チャイコフスキーバレエ団(2014年~2018年9月・団員)サンクトペテルブルク国立音楽院(2018年6月卒業・バレエミストレス国家資格取得)現在インターナショナルダンススクール、国際高等バレエ高校教師、東京インターナショナルバレエカンパニー団員
 

バレエ:妹尾 弥矢子(せのお ややこ)

2005年 東京インターナショナルダンススクールでワガノワメソッドを学び始める(ヴォルホフスキィ優、イーゴリ・ホフロフに師事)2009年 ロシア国立ワガノワバレエアカデミー留学(タチアナ・ウダレンコワ、リュドミラ・コワリョーワに師事)2011年 同校卒業2011年 インターナショナルバレエカンパニー2012年 「くるみ割り人形」 主演2013年 ウクライナ国立ハリコフバレエ劇場「くるみ割り人形」主演、「白雪姫」魔女、「バヤデルカ」ガムザッティ2016年 サンクトペテルブルクチャイコフスキーバレエ劇場 アーティスト 年間約200公演全ての公演に出演
 

バレエ:鎌田 真帆(かまだ まほ)

昭和音楽大学短期大学部バレエコース入学。2011年、英国ロイヤルアカデミーオブダンスに短期研修。2015年、バレエ技能検定認定講師及び検定審査員資格を取得。(株)NAMUEパートナーシップエージェント契約。

 

 

日程
2019年6月16日(日)
時間
15:00(開場14:30)
会場
平成館-ラウンジ
出演
ピッコロ・ヴァイオリン、ヴァイオリン:グレゴリー・セドフ
ピアノ:ユーリー・コジェバートフ
バレエ:ドランクザン・マリーハナ
    妹尾 弥矢子
    鎌田 真帆
曲目
【第1部 バレエ】
チャイコフスキー :
「くるみ割り人形」よりトレパーク、葦笛の踊り
「白鳥の湖」アダージョ、ロシアの踊り、ナポリの踊り
サンサーンス : 瀕死の白鳥
プロコフィエフ :
「ロミオとジュリエット」より、ジュリエットのヴァリエーション、マスク、百合の花を手にした娘たちの踊り、モンテギュー家とキャピュレット家

【第2部 ピッコロヴァイオリン、ヴァイオリン】
会津磐梯山
カールマン : 「サーカスの女王」より他
ショパン : 子犬のワルツ Op.64-1
ショパン : ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op.64-2
ピアソラ : リベル タンゴ
料金
一般 5,000円
友の会・賛助会会員 4,500円
全席自由
※コンサート当日は、コンサートチケットで総合文化展をご覧いただけます。
チケット販売
*3月29日(金)より販売開始

東京国立博物館 窓口販売
月曜休館(祝休日にあたる場合は開館、翌平日休館。4月29日(月・祝)~5月6日(月・休)は休まず開館。6月11日(火)は保守点検のため休館。)
場所:東京国立博物館 正門観覧券売場(窓口)
時間:開館日の9:30~開館時間の30分前まで

ローソンチケットによる購入 Lコード:32862
電話:0570-000-407(10:0~20:00 オペレーター対応:年中無休)
   0570-084-003(24時間自動音声・要Lコード)
ウェブ:http://l-tike.com/
直接購入:全国のローソン・ミニストップ店頭「Loppi」
※受付期間:2019/3/29(金) 10:00 ~ 2019/6/13(木) 23:29までです。店頭以外での受付は、2019/6/13(木) 18:00までとなります。

○賛助会・友の会の方へ
ローソンチケットでは、友の会・賛助会割引をご利用いただくことができません。当館の窓口販売をご利用いただくか、または東京国立博物館 総務課イベント担当までご連絡ください。
お問合せ
東京国立博物館 総務課イベント担当 03-3822-1111(代表)
*月曜~金曜の 9:00~17:00(土日・祝休日は除く)
主催
東京国立博物館、サロン・ド・ソネット
企画・マネジメント
川島佳子(K & Associates International)
協力
K & Associates International、ちきゅう市民クラブ
後援
ロシア連邦文化省、在日ロシア連邦大使館、ロシア文化フェスティバル組織委員会