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メールマガジン

2001年

12月 (2001年12月3日)

東京国立博物館 電子メールサービス [No.34] 2001年12月3日

■この電子メールは〈東京国立博物館電子メールサービス〉にご登録いただいた方にお送りしています。

■以下についての詳しい情報は東京国立博物館ホームページへ
 → https://www.tnm.jp/

☆★☆平常展・展示替/巻替速報☆★☆
■浮世絵版画■
本館1階 特別第1室 12月4日~2002年1月14日
重要美術品 山下京之助のうしろ面 一筆斎文調筆 江戸時代・明和6年(1769)
実競色の美名家見・揚巻助六、同・お染久松、同・玄宗皇帝楊貴妃、同・三勝半七 喜多川歌麿筆 江戸時代・18世紀など

■中国書跡■<明時代の書>
東洋館 第8室 12月4日~2002年2月3日 
楷書離騒経巻 文徴明筆 明時代・嘉靖31年(1552)《高島菊次郎氏寄贈》
草書五言律詩軸 王建中筆 明時代・16世紀 《阿部孝次郎氏寄贈》
行書五律北方俚作詩軸 王鐸筆 明時代・永暦4年(1650)《高島菊次郎氏寄贈》 など

■中国考古■
年に一度の大幅展示替え。新石器時代の彩陶や、商時代の甲骨、雲南地方出土の金属製品などが登場します。
彩陶双耳壺 推定甘粛省あるいは青海省出土 新石器時代 馬家窯文化・前3100-2800年
甲骨 河南省安陽市殷墟出土 商時代・前13-11世紀(当館蔵および個人蔵)
動物形竿頭飾 中国北辺出土 春秋時代・前7-5世紀 など

■日本の書跡■以下の作品は、本日巻替えをいたします。
<国宝の書跡>本館第19室にて2002年1月14日まで展示
和歌体十種
<日本書跡史>本館第20室にて2002年1月14日まで展示
文選集注巻第五十六、因明正理論、中古三十六歌仙和歌、高山寺文書、香宗我部文書、尺璧帖
 
展示・催し物案内は→ https://www.tnm.jp/doc/Guide/Dyn/e00.html

☆★☆明日は列品解説です☆★☆
■12月4日(火)14:00 東洋館第5室 
「唐宋の金属器-金・銀・響銅のうつわ-」 講師・金工室長 加島勝
*講師が都合により変更になりました。

■来週の列品解説
12月11日(火)14:00 東洋館第8室
「文伯仁「四万山水図」」 講師・学芸部長 湊 信幸

聴講自由、事前申し込み不要。当日、会場にお集まりください。
*講師は都合により変更の可能性があります

☆★☆特別展「時を超えて語るもの―史料と美術の名宝―」は来週から☆★☆
来週12月11日(火曜)からいよいよ次回特別展「時を超えて語るもの―史料と美術の名宝-」がはじまります。
この展覧会では、東京大学史料編纂所秘蔵の史料がさまざま公開されますが、史料や美術品の展示だけでなく、展覧会の最後にある「歴史学のデジタルミュージアム」と題したマルチメディア展示も見どころの一つです。
ここにはパソコンを設置、史料編纂所の行っている「大日本史料」の編纂を体験したり、国絵図の高精彩画像データを検索し、現在の地図と比較することのできるシステムをご覧いただくほか、歴史情報のデータベースに直接アクセスできます。
さらに、会場内の大型スクリーンでは、絵巻物のはじめから終わりまでをスクロールして見たり、最新の技術で得た細密なデータをもとにCG復元した鎌倉大仏の3D画像などもみることができます。東京大学の最先端のIT技術を歴史研究に生かした例を見て、実際に体験することができるコーナーとなります。
歴史の証文との対話を楽しんだ後は、最新の技術で歴史を蘇らせる世界をのぞいてみませんか?

展覧会については → https://www.tnm.jp/doc/Guide/Dyn/eten/eten13.html

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 → https://www.tnm.jp/doc/Misc/Sgst/c01.html