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メールマガジン

2006年

4月 (2006年4月17日)

東京国立博物館 メールマガジン[No.319:最澄と天台の国宝2] 2006年4月17日

本館前のツツジが開きはじめました。キクモモも満開です。法隆寺宝物館では伎楽面を展示中。伎楽(ぎがく)は朝鮮半島の百済から伝えられた、寸劇や音楽を交えて行われた仏教の儀式です。日本では7,8世紀に盛んに行われていました。

★★☆最澄と天台の国宝☆★★
1052年は、仏の教えが衰える末法の世が始まる年と信じられていました。そこで弥勒菩薩が56億7千万年後に救済のため到来するまでお経を保存しておこうと、多くのお経が地中に埋められました。「金銅宝相華唐草文経箱」(国宝・延暦寺蔵)はお経を埋めておくための箱。藤原道長の娘、上東門院彰子も結縁したといわれるこの経箱は、平安時代の傑作です。
*明日(4月18日)からの展示の見どころ
重文 聖徳太子及び天台高僧像のうち 最澄 平安時代・11c 兵庫・一乗寺蔵
重文 伝教大師入唐牒 唐時代 貞元20・21年(804・805) 滋賀・延暦寺蔵
普賢菩薩像 平安時代・12c 京都・細見美術館蔵
重文 不動明王像(黄不動) 平安時代・12c 京都・曼殊院蔵 など
5月7日(日)まで 平成館
詳しくは → https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=2773
展覧会ホームページ → http://event.yomiuri.co.jp/2006/tendai/
■関連事業
★記念講演会「近江歴史塾・司馬遼太郎が見た比叡山の魅力」
天台宗、広くは日本仏教についてのお話です。
4月28日(金)18:00~19:30 平成館大講堂
講師 長野・徳法院住職 福田徳郎 師
定員 380名(当日受付)無料(ただし、特別展「最澄と天台の国宝」の当日の観覧券が必要)

★☆★親と子のギャラリー 博物館ってどんなところ? たてもの編 本館★☆★
いよいよ最終週!お見逃しなく。
4月23日(日)まで 本館、平成館1階企画展示室
平常料金でご覧いただけます
■関連事業
「本館を遊ぶ」探険隊 期間中毎日 11:00~16:00 平成館1階企画展示室
「本館を歩く」 ツアー 期間中毎週水曜日、土曜日 13:00~
詳しくは → https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=2780

★★展示替えのお知らせ★★
■中国の陶磁■
南北朝~唐時代の陶磁
東洋館第5室 4月18日(火)~8月27日(日)
三彩女子 唐時代・8c 鈴木榮一氏寄贈 など
■中国の金工■
東洋館第5室 4月18日(火)~9月3日(日)
神仙車馬画像鏡 後漢~三国時代・2~3c
団花文鏡 隋時代・6~7c など

☆★★今週末は月例講演会があります★★☆
4月22日(土)13:30~ 平成館大講堂
「公家の太刀・武家の太刀―さまざまな太刀外装―」 列品室主任研究員 池田宏
★★明日の列品解説★★
4月18日(火)14:00~ 本館3室
「世尊寺家の古筆」 展示課長 島谷弘幸
次回の列品解説は
4月25日(火)14:00~ 法隆寺宝物館第6室
「法隆寺献納宝物の幡」 文化財部上席研究員 澤田むつ代

★☆ボランティアによる解説・イベント☆★
☆本館ハイライトツアー
4月20日(木)、4月22日(土)14:00~(約30分間)
☆浮世絵版画展示ガイド
4月23日(日)14:00~(約20分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆陶磁エリアガイド
4月22日(土)14:30~(約20分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆彫刻ガイド
4月20日(木)14:30~(約30分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆考古展示室ガイド
4月23日(日)14:30~(約30分間)
当日、開始時間までに平成館考古展示室前にお集まりください。
☆法隆寺宝物館ガイド
4月21日(金)、4月22日(土)15:00~(約40分間)
当日、開始時間までに法隆寺宝物館エントランスにお集まりください。
☆樹木ツアー
4月19日(水)14:30~(約20分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆庭園茶室ツアー
4月23日(日)14:00~(約60分間)
開始1時間前に本館エントランス前にて整理券を配布します。

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