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メールマガジン

2005年

9月 (2005年9月5日)

東京国立博物館 メールマガジン[No.284:遣唐使、模写・模造10] 2005年9月5日

9月になってもまだまだ暑いですね。東洋館第8室で展示中の藻魚図(伝景初 明時代14-15c)は、池の中で魚が藻の間を泳ぐさまを描いて涼しげです。

★★☆開催中の特別展 いよいよ最終週☆★★
特別展「遣唐使と唐の美術」
銘文作者阿倍仲麻呂説(毎日新聞・8月1日夕刊)も出てますます話題の井真成墓誌、お見逃しなく。
あわせて展示されている2頭の龍(唐時代・8c 陜西歴史博物館蔵)は、龍のいかついイメージとは少し違う、優雅でかわいらしい小品です。
9月11日(日)まで 平成館特別展示室第1・2室
詳しくはこちら → https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=1934

特別展「模写・模造と日本美術―うつす・まなぶ・つたえる―」
アンケートでも、体験型の展示が良かった、模写・模造の意義が理解できた、など、ご好評をいただいています。
9月11日(日)まで 平成館特別展示室第3・4室
詳しくはこちら → https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=1930
◆同テーマで「親と子のギャラリー」を開催しています。
■ワークショップ
実は、大人の方がとても楽しんでいるようです。特に書の模写は、書いた人の筆跡をたどりながら作品への理解を深めるもうひとつの鑑賞体験です。
「探検ツアー 善光寺式阿弥陀三尊像を探そう!」会期中毎日 13:30から
「まねてまなぶ書」 会期中毎日 11:00~16:00
「アナログ・プリント」会期中毎日 11:00~16:00
詳しくはこちら → https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=1948

☆★☆秋の特別公開☆★☆
興福寺創建1300年記念 特別公開「国宝 仏頭」
今回もうひとつの見所は、東京芸術大学の皆さんの力作、制作工程模型の展示です。携わった皆さんによるギャラリートークも予定しています。
9月21日(水)~10月16日(日) 本館特別5室
平常料金でご覧いただけます。
詳しくはこちら → https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=2097

★☆★さらに、秋の特別展予告★☆★
特別展「華麗なる伊万里・雅の京焼」
秋の表慶館で、江戸のやきものの展覧会を開催します。伊万里、京焼の対照的な世界をお楽しみいただきます。
10月4日(火)~12月4日(日) 表慶館
詳しくは → https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=2118

特別展「北斎展」
70年にわたる北斎の画業をご覧いただく決定版北斎展。総数約500点(うち肉筆100点)を展示します。
10月25日(火)~12月4日(日) 平成館 ※期間中展示替えがあります
詳しくは → https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=2040
「北斎展」サイトオープン。携帯用壁紙もダウンロードできます → http://www.hokusaiten.jp/

★★文化庁舞台芸術国際フェスティバル2005 ミュージアムコンサート★★
馬頭琴という古典楽器の伝統を未来へ残しつつ新たなモンゴル音楽世界を構築しようと活動しているモンゴルのグループ「アジナイホール」と重要無形文化財総合認定保持者の能楽大鼓方、大倉正之助の共演です。
9月10日(土) 第1部 13:00、第2部 15:00 本館エントランス
出演:アジナイホール(馬頭琴)、大倉正之助(大鼓)
無料(ただし当日の入館料は必要です)
詳しくは → https://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=C01&processId=00&event_id=2159

☆★☆特集陳列「根来塗-朱漆の美」☆★☆
かつて社寺で用いられた、表面に朱漆を塗った器や調度「根来塗(ねごろぬり)」の展示です。
本館13室 9月6日(火)~12月11日(日)
重文 朱漆三脚盤 南北朝時代・康暦元年(1379) 高知・最御崎寺蔵
朱漆輪花天目台 室町時代・16c 個人蔵 など

★☆平常展展示替えのお知らせ☆★
■能と歌舞伎■
仲秋にちなみ、陸奥塩竈の海にきらめく月光を愛でたいと海の水を引き寄せ巨大な庭園を造らせたという源融を題材にした能「融」がテーマです。
本館9室 9月6日(火)~10月30日(日)
単狩衣 白地竹模様 江戸時代・18c
厚板唐織 浅葱地石畳鉄線唐草模様 江戸時代・18c
「融図」(能狂言絵巻の内下巻)筆者不詳 江戸時代・18c など
■浮世絵と衣装―江戸■
本館10室 9月6日(火)~10月30日(日)※浮世絵は10月2日(日)まで
被衣 白平絹地月秋草模様 江戸時代・19c 個人蔵
初代坂東三津五郎の葛の葉 勝川春章筆 江戸時代・安永7年(1778) など
■彫刻■
本館11室 9月6日(火)~12月11日(日)
重文 十二神将立像 戌神 伝浄瑠璃寺伝来 鎌倉時代・13c
国宝 四天王立像 広目天 平安時代・12c 京都・浄瑠璃寺蔵 など
■彫刻と金工■
本館12室 9月6日(火)~12月11日(日)
重文 線刻十一面観音鏡像(秋草双鳥鏡)平安時代・平治元年(1159) など
■陶磁■
本館13室 9月6日(火)~12月11日(日)
色絵山水鹿文大皿 伊万里・古九谷様式 江戸時代・17c
志野茶碗 銘 振袖 美濃 安土桃山~江戸時代・16~17cなど
■中国の陶磁―南北朝~唐時代の陶磁■
東洋館第5室 9月6日(火)~12月11日(日)※10月24日(月)~31日(月)は閉室
褐釉駱駝 北朝~隋時代・6~7c 広田松繁氏寄贈 など
■中国の金工■
東洋館第5室 9月6日(火)~12月11日(日)※10月24日(月)~31日(月)は閉室
「延熹七年」獣首鏡 中国 後漢時代・延熹7年(164)
海獣葡萄鏡 中国 唐時代・7~8c など

★今週は列品解説はお休みです★
次回の列品解説は
9月13日(火)14:00~ 東洋館第8室
「市川米庵コレクション」 列品室長 富田淳

☆★☆ボランティアによる解説・イベント☆★☆
☆本館ハイライトツア-
9月8日(木)、10日(土)14:00~(約30分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆浮世絵版画展示ガイド
9月11日(日)14:00~(約20分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆彫刻ガイド
9月10日(土)14:30~(約30分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆陶磁エリアガイド
9月8日(木)14:30~(約20分間)
当日、開始時間までに本館エントランスにお集まりください。
☆考古展示室ガイド
9月9日(金)、9月11日(日)14:30~(約30分間)
当日、開始時間までに平成館考古展示室前にお集まりください。
☆法隆寺宝物館ガイド
9月7日(水)、9月10日(土)15:00~(約40分間)
当日、開始時間までに法隆寺宝物館玄関にお集まりください。
☆樹木ツアー
9月7日(水) 14:30~(約20分間)
当日、開始時間までに本館インフォメーション前にお集まりください。
☆庭園茶室ツアー
9月8日(木)14:00~(約60分間)
開始1時間前より、本館1階 エントランスにて整理券を配布(先着25名)
★当館で活動中の東京芸術大学の学生ボランティアの皆さんによるギャラリートークがあります。
☆東京芸術大学学生によるギャラリートーク「銅鼓について」 
9月6日(火)15:30~16:00 東洋館1階エントランスにお集まりください。
☆東京芸術大学学生によるギャラリートーク「不動明王像の性格と造形-ファッションの側面から-」 
9月9日(金)15:30~16:00 本館1階エントランスにお集まりください。
☆東京芸術大学学生によるギャラリートーク「古代の漆工芸―漆皮箱を中心に」 
9月11日(日)15:30~16:00 法隆寺宝物館1階エントランスにお集まりください。

★平常展の主な展示品リスト(9月,10月)アップしました。
詳しくは → https://www.tnm.jp/jp/exhibition/regular/two_month.html

★★東洋館(アジアギャラリー) 一部閉室のお知らせ
地震対策のための展示ケース改修に伴い、東洋館は一部閉室いたします。
9月12日(月)~9月20日(火)東洋館第3室
10月24日(月)~10月31日(月)東洋館第4~5室、第9~10室

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