このページの本文へ移動

クリス(くりす) 

 『クリス(くりす)』の画像 
1本
インドネシア、ジャワ島東部
全長46.3 剣長46.0 鞘長43.0
17~18世紀
TK3114
J.C.ベイレフェルト氏寄贈
拡大して表示
総合文化展での展示予定は未定です
 
インドネシア,マレーシアにはクリスと呼ばれる特殊な剣が知られている。ニッケル鉄などで作られ,表面には特殊な鍛造技術により刃紋が施される。剣身には真っ直ぐなものと波形にうねったものの二種類がある。クリスは神秘的な力を持ち,時に持ち主に危険を知らせることがあるという。男子の正装の一部ともなり,また家宝として大切に保管される。インドネシアの精神文化において大きな位置を占めているといえよう。