このページの本文へ移動

青磁鳳凰耳瓶(せいじほうおうみみへい) 

 『青磁鳳凰耳瓶(せいじほうおうみみへい)』の画像 
1口
龍泉窯
高31.5 口径11.7 底径10.7
南宋~元時代
13世紀
TG2329
松永安左エ門氏寄贈
拡大して表示
総合文化展での展示予定は未定です
 
龍泉窯では南宋時代中期に粉青色の釉が厚く滑らかに掛けられた美しい青磁が完成された。わが国では砧青磁の名で珍重され,優れた作品が数多く伝えられている。頚の左右に鳳凰を象った耳が付く瓶は,砧青磁の代表的な器形の一つである。なかでもこの作品は,調和のとれた端正な器形,青く澄んだ美しい釉調をみせている。