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梁楷【りょうかい】は南宋の宮廷画家です。本図は長きにわたる修行でも悟りを得られず、深山を出る釈迦の姿を描きます。対角線上にせり出す崖で構成された大胆な構図や、土坡や枯木に見られる粗放な筆致に独創性が光ります。また痩せた釈迦の、精緻で写実的な表現も見どころです。(植松氏執筆)(20180828_t08)
城南雅集図巻
東洋館 8室
2025年1月2日(木)~2025年2月2日(日)