石恪@せきかく@は10世紀頃の蜀の画家。面貌は細緻で衣紋は粗筆という、飄逸@ひょういつ@な画風は、逸品と評され、後の中国の水墨人物画の基本様式のひとつとなりました。慧可(二祖、487~593)の故事が題になっていますが、実際には豊干と布袋を描くと考えらえています。
- 文化財指定
- 重要文化財
- 員数
- 2幅
- 作者
- 伝石恪筆
- 時代・世紀
- 南宋時代・13世紀
- 制作地
- 中国
- 出土地
- 品質形状
- 紙本墨画
- 法量
- 各35.3×64.4
- 銘文等
- 乾徳改元八月八日西蜀石恪写二祖調心図 ; 建業文房之印 ; 受命于天既寿永昌 ; 政和 ; 宣 ; 和 ; 損斎宝玩 ; 徳寿殿宝 ; 秘府 ; 紹 ; 興
- 寄贈者
- 機関管理番号
- TA-162
- 分類
- 東洋絵画
- 種別