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奥深い雪山を背に、旅人が驢馬に乗って平原を渡っていきます。画家は、山全体に階調豊かな墨面を刷いて、靄を表し、大自然の計り知れない静けさを伝えます。一方で、ごく小さな存在である人馬や山合を渡っていく雁を、非常に精細な筆で描き、対称の妙を演出しています。(植松氏執筆)(20180828_t08)
城南雅集図巻
東洋館 8室
2025年1月2日(木)~2025年2月2日(日)