Language
止利仏師の作として知られる法隆寺金堂釈迦三尊像(推古31年・623)の中尊とよく似た形の像である。しかし,その中尊にくらべて顔の表情はずっと穏やかで,頭髪や懸裳のデザインも異なっており,当時,同グループでも作風に一定の幅があったことを示している。