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銅鋳製で表面全体に鍍金が厚く施される。身は立ち上がる口縁が広く,胴部はほぼ球形の丸底で,蓋は宝珠紐をつけた深い被せ蓋である。昭和20年に加守廃寺跡の西方,二上山の尾根を登る途中斜面で発見された。金銅骨蔵器としては形姿の整った重厚な作品である。