尾形深省(おがたしんせい)(乾山(けんざん))は京都に生まれ、野々村仁清に陶芸をまなび、鳴滝(なるたき)に窯をひらいた。画家の光琳は兄である。この皿は、表に黄山谷(こうさんごく)(中国の宋代の詩人)がカモメを眺める様子を光琳が軽妙な筆致で描き、裏に乾山が銘文を記した兄弟合作である。(160119_h133)
- 文化財指定
- 重要文化財
- 員数
- 1枚
- 作者
- 尾形光琳・深省合作(おがたこうりん しんせい)
- 時代・世紀
- 江戸時代・18世紀
- 制作地
- 出土地
- 品質形状
- 陶製
- 法量
- 高2.9 径22.2
- 銘文等
- 「寂明光琳(花押)」 ; 「大日本国陶/者雍州乾山/陶隠深省製/于所居尚古斎」(銹絵銘)
- 寄贈者
- 機関管理番号
- G-32
- 分類
- 陶磁
- 種別