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南蛮胴具足(なんばんどうぐそく) 

 『南蛮胴具足(なんばんどうぐそく)』の画像 
1領
鉢高16.7 前胴丈36.0
安土桃山時代
16世紀
F16005
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総合文化展での展示予定は未定です
 
胴は前正面に鎬を立てた,いわゆる南蛮形で,胸に「天」の字,背は富士山を打出す。兜は堅牢な鉄の打出し鉢で,前面に兎耳形と抉り半月の立物を付ける。総体に質実な仕立で,シコロの裾板の雲龍蒔絵や胸の髑髏の鐶座などの意匠も注目される。当世具足の典型的な形式の一つである。