形姿、透文様の美しい釣燈籠。火袋(ひぶくろ)は円筒形にして、梅樹と竹を透かす。台、火袋、笠まですべて共造で、高い技術を示す。笠に天文十九年の銘文があるが、当時茶の湯釜の生産地として名高かった下野佐野(しもつけさの)(栃木佐野市)の天明で製作されたと考えられる。
- 文化財指定
- 重要文化財
- 員数
- 1基
- 作者
- 時代・世紀
- 室町時代・天文19年(1550)
- 制作地
- 出土地
- 千葉市中央区千葉寺町千葉寺址出土
- 品質形状
- 銅製 鋳造
- 法量
- 銘文等
- 寄贈者
- 畑野勇治郎氏寄贈
- 機関管理番号
- E-14570
- 分類
- 金工
- 種別
- 工芸 > 宗教・信仰用具 > 仏教 > 供養具