緋色の衣裳をまとった美人がふと見返る一瞬を描いている。縫箔師であった師宣の描く艶やかな衣装の女性像は「師宣の美女こそ江戸女」と賞賛され人気を博した。落款の「房陽」は出身地房州(千葉)、「友竹」は晩年の雅号である。ルビ:ひ ぬいはくし らっかん
- 文化財指定
- 員数
- 1幅
- 作者
- 菱川師宣筆(ひしかわもろのぶひつ)
- 時代・世紀
- 江戸時代・17世紀
- 制作地
- 出土地
- 品質形状
- 絹本着色
- 法量
- 縦63.0 横31.2
- 銘文等
- 「房陽菱川友竹筆」(墨書) ; 「菱河」(白方瓢形印) ; 「半面美人図 菱川師宣筆 房州保田産祝髪 号友竹」 ; 「帝国博物館美術部」 ; 「文化七年庚午初冬 醒ゝ斎鑒定」 ; 「山東庵」 ; 「廿九/半面美人/ひし川/師宣」
- 寄贈者
- 機関管理番号
- A-60
- 分類
- 絵画
- 種別
- 絵画 > 日本 > 近世絵画