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四季山水図屏風(しきさんすいずびょうぶ) 

 『四季山水図屏風(しきさんすいずびょうぶ)』の画像 
6曲1双
紙本墨画淡彩
伝周文筆(でんしゅうぶんひつ)
各縦150.4 横355.4
室町時代
15世紀
重文
A11970
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総合文化展での展示予定は未定です
 
周文は花鳥・山水の障屏画も描いたことが記録から知られ,大画面山水画の領域において重要な役割を果たしたと推測されるが,確かな遺品はない。本図も他の伝周文筆山水図屏風と同様に,周文の弟子の世代の画家の作品と考えられている。図様は南宋の山水画家,夏珪など,当時舶載されていた中国絵画の名品から適宜選択したモチーフをつなぎ合わせたものと想像される。