公家や武家、そして庶民にいたる様々な階層の風俗を描く。右端には旧暦正月の羽根つきや毬打*だきゅう*、二番目の画面には三月の花見、左端には十二月の雪遊びなどが見える。季節や月ごとの行事を描く、伝統的なやまと絵画題である月次絵*つきなみえ*の形式を継承したもの。
- 文化財指定
- 重要文化財
- 員数
- 8曲1隻
- 作者
- 時代・世紀
- 室町時代・16世紀
- 制作地
- 出土地
- 品質形状
- 紙本着色
- 法量
- 総寸 縦114.2 横403.2; 本紙 第1扇 41.8 × 61.4, 第2扇 42.2 × 61.0, 第3扇 40.3 × 61.1, 第4扇 42.0 × 61.3, 第5扇 42.1 × 61.9, 第6扇 40.3 × 61.8, 第7扇 39.9 × 61.5, 第8扇 40.1 × 61.7
- 銘文等
- 「風俗図屏風一隻 吉川家蔵」 ; 「月次風俗図」 ; 「吉川家旧蔵」 ; 「絵画區」(朱文方印)「一一〇九〇」(墨書)
- 寄贈者
- 機関管理番号
- A-11090
- 分類
- 絵画
- 種別