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許由巣父図(きょゆうそうほず) 

 『許由巣父図(きょゆうそうほず)』の画像 
2幅
紙本墨画
伝狩野永徳筆(でんかのうえいとくひつ)
縦124.4 横52.4
安土桃山時代
16世紀
重文
A10598
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総合文化展での展示予定は未定です
 
狩野永徳筆と伝承される掛軸水墨画の代表格。許由・巣父とも中国の伝説的高士で,許由は帝堯の国を譲るとの申し出に対し耳が汚れたと言って水で洗い,巣父はそのため川の水が汚れたと言って牛に水を飲ませず帰ったという。趣旨は権力を汚らわしいものとする点にあり,もって戒めとするというのが君子のタテマエである。